DEAI:「出会い量」
――なぜあなたはブサイクから逃れられないのか――(2002/11/10)
ブサイクだらけの現実
私はこれから「なぜあなたはブサイクにしか出会うことができないのか」を分かりやすく,定量的につまり数値でご説明します。「よい出会いがない」とか「碌でもない人にしか出会えない」,「どうしたらよい人と出会うことができるのだろうか」とお悩みの人は大勢いらっしゃいます。「積極的に活動しているのに,いつもブサイクばかりでウンザリする」とか「もしかしたら自分だけが外れクジを引かされているのではないだろうか」と自分を責めたり,ときには自らの命を危めたりしてしまう人すらいらっしゃいます。潜在的に「ブサイクだらけの現実をだれか説明してほしい」という要求がありながら,いままでだれもその現象を説明しようとはしませんでした。実は本当のことを知っている人は,今までにも存在していました。
でも彼らは私たちに火を与えようとはしませんでした。自分たちだけが真実を知っていて,おいしいところを独り占めしていたのです。でももう大丈夫です。――おっす,ヴァーチャルY兄貴だ。今日も場違いに登場だぜオラオラ。オマエらがそんなにイケてる奴とあいてーって言うなら,この俺がパンドラの箱を抉じ開けてやる。パンドラの箱を蹴飛ばして中身を見せてやるぜ。覚悟はイイか?痛かったら「いたいです」とか「勘弁してください」って言えよ。後でセーリになってもしらねーからな。オラオラっ(ふめい)。――
出合い量の定理
「出合い量の定理」とは「ある人との出会いやすさ」を数値で表したものです。 「定理」というと難しそうに聞こえますが,なんてことありません。面積の計算です。「定理」といいながら「証明」はありません。あなたの生々しい体験がすべてを「証明」してくれるはずです。これから現実の問題をネタに,出合い量を計算してみましょう。私が行きつけの市内某所は,一握りの真っ当な人と大勢の病的ブサイクで構成されています。真っ当な人は短時間しか某所に滞在できません。しかし無職でしかも病的に醜い人は長時間,滞在し続けられます。出合いやすさを「出合い量」としたとき,この値を「あるカテゴリに属する人の数×時間(h)」で算出できるものとします。例えば某所に1人が1時間滞在したとき,場に発生した出合い量は1(単位:deai)です。30分しかいなかったのなら0.5(deai)です。
出会い量の計算
例えばイケてる人を集合A,どうでもいい人を集合Bとして集合Aの人数を2人,滞在時間を30分,集合Bの人数を8人,滞在時間を120分(集合Aの4倍)としてみましょう。各々の出合い量は下記のようになります。
集合Aの出合い量 : 2人 * 0.5h = 1deai
集合Bの出合い量 : 8人 * 2h = 16deai
集合Aと集合Bの出合い量を合計すると,17deaiです。つまり某所には17deaiの出合い量が発生したということになります。
出会い率の計算
さて,出会い量が分かったとしても,どれだけイケてる子と出会うことができるのかは分かりません。そこで各々のカテゴリの人と出会う確率(出会い率)を計算してみましょう。確率を計算するには,全体の出会い量を各カテゴリの出会い量で除算します。
真っ当な人と出会える確率 = 集合Aの出合い量 / 全体の出合い量 = 6 %
碌でもない人と出会ってしまう確率 = 集合Bの出合い量 / 全体の出合い量 = 94 %
すると,こんな衝撃的な結果が明らかになります。また経験的に「こんなものかな」と納得できる数値でもあります。この出会い量の定理はブサイク顔写真掲示板,ふしぎ少女掲示板にも適応できます。私たちは病的ブサイクから逃れられない宿命だったのです。
お困りのあなたへ
病的ブサイクから逃れないのは私たちの宿命です。でも「宿命だからダメ,運命だからダメ,ずっとブサイクに追い掛け回されていればいい」ではあまりにあんまりです。それでは酷すぎます。いままで気の毒すぎたあなたへ救いの手を差し伸べましょう。出合い量の計算式を見てあることに気づきませんでしたか。「人数」と「時間」しか要素(factor)がありませんよね。このどちらかあるいは両方の要素が自分にとって都合のよい場所で活動すれば,あまり嫌な思いをしなくても済むのです。
私にはいま一つの回避策しか思い付きません。母集団はどうしようもないんじゃないかなと思うのです。着目するのは時間のみです。もし時間(とき)を超越できれば,あなたは今までよりももっと理想の人と出会うことができるのです。だって,今の例では集合Bの滞在時間は集合Aの4倍もあるのです。時間を無視できる出会いの手段とはなんでしょうか。それは‥‥「ホムペ」です。「オイ,最後はそーいうオチかよ。ひどいよ」なんて言わないでください。ホムペは時間の影響をあまり受けないメディアです。みなさんホムペをせっせと拵えましょう。そして私に覗かせてください(なぞ)。