ジキルとハイド
日曜日 伊勢丹へお買いものにいきました ユミね 5階の売場でお茶碗をみていた そのときね ユミのうしろをある紳士がとおりすぎたよ その人ね お財布からお金を落としたんだ 百円だまがころころと転がっていったよ ユミね 息をのんだ あたりを見わたしてみたら だれも気づいていないようだった ユミ 心の中でかっ藤したよ たかが百円 されど百円だよ ダイソウにいけば百円で鼻パックが買える ユミの中でジキルとハイドが交ごに切り替わった でもユミ決心したよ 百円を返してあげようってね 百円でも壱円でも偽ぞう五百円でも お金はお金だよ ネコババはだめだよ バイバイ ユミより