2000-05-29 ザウルス甦生
先週,愛用のザウルス(PI-7000)が故障しました。
症状は「電源が入らない」というあまりにありがちなもの。てっきり電池が切れたのかなと思って,本体の単4電池を交換してみたけれど症状は改善されませんでした。実はザウルスには電池ボックスが二つあります。一つは本体の電源となる単4電池2本。もう一つはメモリーを保護するためのボタン電池です。「もしかしたらボタン電池が切れちゃったのかな。」と疑ってはみたけれど,ボタン電池が切れても電源が入らないという症状は起きないらしいのです。私は物理的に壊れたと判断しました。
ということで,ザウルスの修理を依頼するためにシャープのサービスセンターへ出向きました。修理するとなると気になるのが修理費用です。私は修理費用の限度額を8,000円にしてもらいました。ヨドバシではザウルスPI-8000(PI-7000の上位機種)を9,800円で購入できるからです。さて,修理にどれくらい時間が掛かったのかというと,なんと依頼した3時間後には完了したそうです。あまりに迅速な対応をしていただいたので関心してしまいました。メビウスのときとは大違いです。ついでに修理費用は5,300円でした。修理伝票から故障原因を察すると,本体に加わった衝撃で半田面が剥離,その結果電源が入らなくなってしまったのかもしれません。
修理後,メモリーが消えてしまわないか心配なものですが今回は無事でした。修理後のザウルスを使ってみて気づいたことがあったのですが,本体のファームウェアがバージョンアップされているようです。時刻の入力で補間機能が働くようになって使い勝手がよくなりました。