2004-02-07 お道具箱ノススメ
「奥さま」みたいですが今日は収納の話です。
空間費用はとっても高い
みなさんはPCやら周辺機器の箱は取っておきますか。私は捨てます。理由は簡単です。空間という費用は高価で箱の置き場所がないからです。
でも箱を捨てると困ることがあります。それはPC本体と付属品をどうやって保管するかです。例えばLaVie L LL550/7DだとノートPC本体のほかに電源コード,ACアダプタ,電話コード,マウス,保証書,PCの説明書,迷惑な家族向けソフトの説明書,CD-ROMなどが付属品です。これらを箱なしで保管するにはどうしたらよいのでしょうか。ノートPC本体を箱に入れる機会は滅多にないので除外としても,付属品をどうするかは頭の痛い問題です。以前,私は物のかたちと目的を根拠に保管場所を決めていました。(下表参照)
品名 | 保管場所 |
---|---|
保証書 | クリアファイル |
PCの説明書,ソフトの説明書,CD-ROM | 本棚 |
電源コード,ACアダプタ,電話コード,マウス | 機器箱 |
1冊のクリアファイルにはいろいろな機材の保証書と取扱説明書を一緒に保管します(もちろんページは別にしますが)。本棚,機器箱も同様です。長年この方法を使ってみて私は機材管理の破綻を経験しました。品目が増えると,各々の物がどの機材に対応するのか区別が付かなくなってしまったのです(本当のことを言うとクリアファイルだけは例外で,まだ破綻していません)。とくにコード類とACアダプタは見た目が似ているので,ほかの製品と混ぜて保管するとやっかいです。混ぜると危険なのです(なぞ)。
問題は箱を捨ててしまったことに因ります。箱に入れておけば少なくとも付属品は散乱しません。でも箱を置く場所はありません。なぜ置き場所がないのか,それは箱が大きいからです。箱の形が製品ごとにまちまちで,収納効率が悪いからです。それではどうしたらよいのでしょうか。
お道具箱ノススメ
私はある日,箱の大きさを揃えてしまえばよいことに気づきました。具体的には機器ごとにA4のお道具箱(ファイルボックス)を用意して,その中に付属品を入れてしまえばよいのです。A4のお道具箱に入らない付属品があるかもしれませんが,そういうものは少ないので対象外とします。この方法にはつぎの利点があります。
- 「A4のお道具箱」という条件を満たしていれば,大きさは各社でだいたい統一されている
- お道具箱の大きさを統一できていれば,「積み重ね」が容易であり収納効率が高い
- お道具箱は100円ショップでも入手できることがあり安価
- 引越しのときダンボール箱に詰めるのがとっても楽←引越しをしたことがある人はどれほど重要か分かるはず
気づいてしまえば当たり前だし,すごい発見でもありません。でもお恥ずかしながら私はいままで気づかなかったのです。
LaVie L LL550/7Dの付属品をお道具箱に入れる
今日,100円ショップの「キャン・ドゥ」で「DO!シリーズ・A4書類BOX(クリア)」を購入しました。説明書によれば「A4書類BOXは,A4ファイルがそのままスッポリ入り,厚みのあるものの収納にも最適です。本棚に立てたり,書類BOXごとに外へ持ち出したりと幅広いシーンで活躍します。伝票書類の整理も便利です」なのだそうです。まさに私が求めていたお道具箱そのものです。
LaVie L LL550/7Dの付属品をさっそく入れてみましたよ。たぶん偶然だと思いますが,1個のお道具箱にすべての付属品を格納できました。作戦大成功です。
<画像の説明>ノートPCの箱とお道具箱です。お道具箱に付属品を移しました。これで心置きなく箱を捨てることができます。
<画像の説明>iBookのお道具箱と重ねてみました。完璧です。空間という費用を削減しています。これから買う機材には積極的にお道具箱を導入しましょう。今日から私は収納名人です(ふめい)。