2004-07-12 日曜日は読書三昧
午前中,病的に本を買ってきてしまいました。「そういえばこの頃,本を買っていないな」と思ったもので。まだパラパラっとしか読んでいないし,読破できないくらい難解なものも含まれていますが,第一印象や用途をお話します。
- [1] The Non-Designer's Design Book Second Edition,Robin Williams著,吉川典秀訳,毎日コミュニケーションズ,2004
- [2] Webセーフカラー・デザイニングノート Webカラーコーディネート事典,山口敬著,秀和システム,2003
- [3] デジタル映像制作ガイドブック,デジタル映像制作ガイドブックプロジェクト著,大丸印刷,2004
- [4] ソフトウェアテクノロジーシリーズ9 要求工学,大西淳,郷健太郎著,共立出版,2002
- [5] ソフトウェアテクノロジーシリーズ6 保守とリエンジニアリング,上原三八,Wei-Tek Tsai 他著,共立出版,2000
- [6] インターユニバーシティ 情報伝送と符号の理論,岩垂好裕著,オーム社,2000
- [7] MPEG理論と実装,杉本孝著,NTT出版,2003
- [8] わかりやすいJPEG2000の技術,小野定康,鈴木純司著,オーム社,2003
※誤記があったらごめんなさい。
[1-3]
レイアウトやら色やらといったデザインの本です。「私の『ホムペ』っていい加減,見た目の整備を進めなければならないのではないか」と思い,簡単そうなものを選んでみました。[1]は読み物に近いです。「本文が明朝体だった」という理由で選びました。どうもデザインの本とやらは,やたらとゴシック体のものが多いのですね。まるで高校生が使う「ドリル」や「ワークブック」かのようです。私はゴシック体で書かれた本を読むのが苦痛なもので,どうしても明朝体の本でなければなりませんでした(どこまで本当なのやら)。対して[2]はゴシック体の本です。色の組み合わせが紹介された本から,「明朝体もの」を探し出すことはできませんでした。
[3]は,「ブサイク顔写真撮影のすべて」の本文中に使う語句を,業界用語と合わせるために使うつもりです。
[4-5]
既にこのシリーズの1と3と7を所持していました。6と9を発見したので買っちゃいました。
[6]
自室の本棚に,「情報符号」の本がないことに気づいて買いました。この本は大変です。数式記号の「Π」(ギリシア語アルファベットの第16番目の文字)があちこちに登場してしまいます。Πは相乗積,つまりΣ(ギリシア語アルファベットの第18番目の文字)で表す「総和」の掛け算版なのです(ちょっと意味不明)。私の能力では理解するのが大変なのです。
私は学生時代から,ギリシア語アルファベットが出てくる数式にとことん弱くて,教養の「微分積分」や「工業数学」の講義ではかなり泣かされました。いまでも学生時代の教科書をパラパラとめくっていて,ひやりとすることがあります。例えば「ディラクのδ関数」(らい○うタンは何だか分かるでしょうけれど)なんてものを見つけてしまったら,さっと閉じて「見なかったこと」にしてしまいます。それが何であったか思い出さないようにしてしまいます。余談だが,学生時代の某K西くんは「数式を見ると,頭の中に関数の形が浮かぶ」のだそうです。私もいまからでもそんな特殊能力を身に付けたいものです。(無理でしょうけれど。)
[7-8]
私はいまだに「参照グリッドの座標系」の見方がよく分かりません。
0 1 2 3 4 5 6 7 8 0 X-O-X-O-X-O-X-O-O | | | | | | | | | 1 O-O-O-O-O-O-O-O-O | | | | | | | | | 2 X-O-X-O-X-O-X-O-O | | | | | | | | | 3 O-O-O-O-O-O-O-O-O ※こういう図
画像のYCbCrの各成分をひとつの面に表記した図だと思うのですが,どうもこの図表記と数式表記が頭の中で一致しなくて,考えれば考えるほど意味が不明になってしまいます。だれか助けてください。(べつに助けなくてもいいです。そのうち自分でなんとかするので←なぞ。)