2011-08-07  喫茶「髭」で流れていそうな曲

「喫茶『髭』」は,実在する喫茶店ではありません。いつだったか忘れてしまいましたが,●●●●たん(本人の名誉のために伏字にしました)とお話したときに出現した,想像上の喫茶店なのです。

喫茶髭は,店内で流れる音楽の選曲に特徴があります。どうも,B級アイドルの曲ばかりが流れる喫茶店らしいのです。私は「そんな店,すぐ潰れちゃうんじゃないの?」と言ったのですが,●●●●たんが言うには,確固たる信念を元に営業するお店だそうなので,問題ないそうです。

私は,そのとき●●●●たんの言葉を,「お客さんに媚びない」という意味だと解釈しました。

さて,月日は流れたのですが,私は喫茶髭のことを忘れることができませんでした。「どんな曲が流れるんだろう」と考えると,脳内で怪しい分泌物が放出されたかのように,どきどきしてしまうのです。

そんなわけで,喫茶髭で流れていそうな曲を,私なりに考えてみました。

喫茶髭で流れていそうな曲

藤井一子「初恋進化論」
http://youtu.be/qizwyw6BPlc

●●●●たんとの話でも話題になった曲です。「いまは キスでもあそこ」「あそこ あそこ 分かるでしょう」(0:38から)という歌詞が残酷です。この言葉は,おそらく本人の意思とは無関係に発せらたものです。「好きでも嫌いでも,いまはとにかく歌い上げなければならない」という当時の一子さんの心境を想像すると,強く惹きつけられるものがあります。

松本伊代「オトナじゃないの」
http://youtu.be/VyhRpd2X7u0

「かけちゃうぞ ピピピッピ」という衝撃的な歌詞の曲です。おっと,伊代ちゃんはB級アイドルではないのかもしれませんね。伊代ちゃんとバックコーラスは,「ピピピッピ」「ピピピッピ」と連呼していますが,嫌そうな素振りを見せないので,わりと冷静に観ていられます。

松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」
http://youtu.be/BisOgC0JYoE

脇道に逸れますが,このセンチメンタル・ジャーニーは特殊です。「伊代はまだ16だから」という歌詞が,「私まだ16だから」に書き直されているバージョンなのです(1:08から)。このときの伊代ちゃんは,かなり緊張していたのではないでしょうか。振り付けが怪しい操り人形のようで,たまりません。

余談ですが,伊代ちゃんの動画は,どちらも画質が良好でびっくりしてしまいました。市販のDVDあるいは最近(デジタル放送で)再放送された映像なのではないかと思います。

宍戸留美「地球の危機」
http://youtu.be/ez-GWJCXFzQ

宍戸開サマの妹さんです。この人は望んでアイドルだったのか,謎です。歌詞はふしぎ少女風だと思います。もしかしたら,「地球の危機」というデンパを受信してしまった少女の,苦悩の日々を綴った詩なのかもしれません。

おニャン子クラブ「恋はくえすちょん」
http://youtu.be/2JC2WVTLKLA

いかれ具合がたまりません。手抜きというか,継ぎ接ぎしてむりやりまとめ上げたような曲だと思います。いまにも空中分解しそうな勢いなのです。おニャン子クラブは,B級アイドルではありませんが,曲数が多いだけに面白い曲がありますね。