2022-05-22  メイドカフェ―無言の罵詈雑言―

某日,昼食を済ませた後,市内某商業ビルに立ち寄りました。

そのビルには,若者向けの雑貨店がひしめき合って出店しており,一角にはメイドカフェもあります。通路とお店は壁で仕切られていないので,お店の内部は外から丸見えになっています。

私はメイドカフェの前を通っただけなのですが,メイドカフェに一人のお客さんの姿が見えました。時刻はだいたい正午だったと思うのだが,こういうお店って昼でも営業しているものだったんですね。

お客さんは40代前半くらいの小太りの男性,従業員は10代後半くらいの少女2名でした。

小太りの男性は,少女を相手に一方的にまくし立てているように見えたのだが,何の話をしていたのかは不明。

私は少女たちの態度を見て,ニヤリとしてしまいました。

落とし穴に落ちた地球外生命体を安全な場所から観察している(決して助けようとはしない)かのような,塩を掛けられ溶けて死にゆくナメクジを見守る(やはり助けようとはしない)かのような,冷たい視線をしていたのが面白いなと思いました。

私は,わざわざお金を払ってまで少女たちから無言の罵詈雑言を浴びたいとは思いませんが,「知り合いを連れて行ったらどうなるんだろう」なんて想像してみたら‥‥やっぱり行かない方が良いと確信しました。(ふめい)