このサイトについて

このサイトでは啓芳堂製薬株式会社の「ミクロゲンパスタ」という毛生え薬の体験談を報告しています。ミクロゲンパスタの簡単な説明,ミクロゲンパスタをはじめて買った日の話,使い続けた日々の所感をかなり正確に記録したつもりです。

ミクロゲンパスタは昔からあり,簡単に入手できる薬なのにその使用感を報告したサイトはいままで存在していませんでした(私が知らないだけかもしれませんが)。よく知られているわりに謎に包まれた薬だったのです。このサイトを通じて,これからミクロゲンパスタを使う人の参考になれば幸いです。

ミクロゲンパスタとは

ミクロゲンパスタ(6g)

「啓芳堂製薬株式会社」が製造する育毛剤です。眉毛,髭,胸毛,脇毛,性毛の生育を促す薬だそうで,育毛剤といいながら頭の毛には効かないそうです。外用薬(塗り薬)であり見た目は白い軟膏です。成分は「メチルテストステロン」「プロピオン酸テストステロン」という2種類の男性ホルモンだそうです。

さて,「なんとかテストステロン」と成分の名前を出されたとしても,専門家でなければそれが何者でどれほどの効果があるのかよく分かりませんよね。はっきりしているのは処方箋なしで買える薬なので劇的な効果はないらしい,ということだけです。

気になるお値段は1個(6g)で定価780円だそうです(2003年12月時点での価格)。普通の薬局で扱っていますが,風邪薬やビタミン剤と違ってひっそりとショーケースの中に陳列されていることが多いです。買うときは薬剤師さんに「ミクロゲンパスタください」と指名しないとだめみたいです。

私は髭が欲しい

なぜ私がミクロゲンパスタのお世話になることになったのか,少しお話します。私の悩みは髭が薄すぎることでした。肌の木目が細かすぎてさらに髭らしい髭が生えていないせいか,もう20代後半なのによく20代前半に見られてしまいます。一見,贅沢な悩みのように思えますが,ものには程度があります。場所や立場によっては童顔に見えることが不利益となることすらあるのです。たとえそれが当人の「思い込み」だったとしても,気になることには変わりないのです。

外見を20代後半にするにはどうしたらよいのでしょうか。手っ取り早く老け込む方法は,肌を傷つけることです。でもだからといって夏には日やけして普段は喫煙するなんていう,四半世紀も昔の人間の生活は真似したくありません。「それではいったいどうしたら」と思って目を付けたのが「髭」です。「髭を生やさないまでも剃り跡が残るくらい毛根を成長させることができれば,それなりに貫禄がつくのでは」と思ったのです。「巷には髭を濃くしたり,伸ばしたりするための薬があるらしい」という噂は知っていたので,思い切って挑戦してみました。

免責事項とお願い