ジャヴァでシラネーヨとマターリしよーヨ
「LinuxやMacでもシラネーヨとマターリしたい」という要望が来た‥‥わけではないのですが,今回はシラネーヨをJavaに載せてみました。配布形態は“Javaアプレット”です。お使いのウェブブラウザまたはアプレットヴューワでアプレットを実行すると,シラネーヨが動き出します。理屈の上では,Javaアプレットを実行できるプラットフォームなら,種類を問わずにシラネーヨを歩かせることができます。ただしシラネーヨは,ポインティングデバイスを追い掛けるので,ポインティングデバイスが接続されていない機器(今時そんなものがあるのか知らないが)では立ち止まったまま歩きません。
Java版「シラネーヨとマターリしよーヨ」について
- Javaバージョン:Java1.1
- 配布形態:Javaアプレット
- 開発ツール:Microsoft Visual J++ 6.0
- GIFコーデック:Microsoft Photo Editor 3.0
MS-IE/JScript版との違い
シラネーヨが一匹しかいませんが
設計では数匹のシラネーヨを動かすことができます。シラネーヨの数に制限はありません。しかしながら,まだ重なりの処理が不完全なので,今回は一匹だけとマターリすることにしました。複数のシラネーヨが重なると背面のシラネーヨが消えてしまうのです。
シラネーヨが脚を引きずっているように見えます
画面書き換えの同期に失敗すると,シラネーヨの動きがコマ落ちしたように見えることがあります。仕様では同期を取っていますので,もし不自然な動作をしているならご連絡ください。
Java版シラネーヨの今後
Microsoft Agentとの併合
なぜMicrosoft Agent(Officeアシスタント)の話が出てくるのかというと,Java版シラネーヨとMicrosoft Agentとの制作過程がかなり似通っているからです。つまりJava版シラネーヨの開発を進めれば,副産物としてシラネーヨのOfficeアシスタントを作ることができるのです。作業工程の共通化を図るためには何が必要なのか,まだぼんやりとした構図しかありません。しかしマターリを高速に生産する技法が確立された暁には,大勢の人に厄が降り注ぐことでしょう(なぜじゃ)。
いつでもどこでもマターリ
私はシラネーヨをウェブの世界に閉じ込めておくつもりはありません。遅かれ早かれシラネーヨは,あらゆる電子機器でマターリするのです。Java版を開発した理由は,この目的を達成するための布石を打ちたかったからにほかなりません。私はすでにシラネーヨとのマターリをIEだけの世界から開放しました。今後これを足掛かりとして,マターリをあらゆるプラットフォームに移植・構築していきます。「シラネーヨといつでもどこでもマターリできる」,そんなどうしようもない社会がもうじき到来するのです。
シラネーヨにはそれだけの未来,すなわち可能性があるのです。 そしてその歩みは,もうだれにも止めることができないのです(だれか止めてください)。
関連リンク
- シラネーヨとマターリしよーヨ(Java版) ― Javaアプレット
- 世紀を越えてマターリ ― アプレットを作るきっかけとなった設計図