1998-10-12  Microsoft Visual J++ 6.0 導入前夜

今日,ヨドバシカメラに行ったらMicrosoft Visual J++ 6.0 Standard Editionが売り出されていました。アカデミックパック(定価はオープンプライス)の売り値は4,700円。他のベンダーのJava開発環境と比べたら破格の価格設定です。私,以前から Visual J++ 6.0を導入しようと思っていたので,早速商品を手に取ろうとしたのだが,学生証を忘れていることに気付きました。これじゃ学割が効きません。明日またヨドバシカメラ(大塚商会でもいいけど)に出向いて購入し直すことにします。

私,日頃使っているソフトって,マイクロソフトの製品ばっかりです。DOSの時代はMicrosoft Quick Cを愛用していたし,WindowsではMicrosoft Visual C++ 4.0でしょ。“Microsoft Visual ナントカ”の統合環境に慣らされている(毒を盛られている)から,お家で他のベンダーの製品を使おうなんて思わないです(余談ですが辞書ソフトはMicrosoft/Shogakukan Bookshelf*1を使ってます)。

「マイクロソフトの製品をわざわざ買うなんて…」という人をよく見掛けますが,そういう人には――

「アンタ,汚いものを知らないで,どうしてキレイなものが分かるわけ?一度,真っ黒に汚れてごらんなさい。そしてそれを光り輝くまで磨き上げるの。“豪華さ”ってものへの近道はね。まずヨゴレを知ることよ。美しいものは,いつも醜いものから生まれるのよ。」

――と,私から申し上げておきます。

*1 Microsoft/Shogakukan Bookshelfの(今のバージョンではどうだか知らないけど旧バージョンの)辞書ファイルは常にCD-ROMから読み出す仕様です。標準のインストーラーでは辞書ファイルそのものはHDにコピーされません。辞書を使うたびにCD-ROMドライブが占有されてしまうので,この使い勝手をなんとかしたいのだが,なんとかできます。ただし,音声ファイルや動画ファイルを除外してもHDの容量を483MB(ファイルシステムがFAT16の時は507,379,712 バイト)も消費してしまうので容量貧乏の人にはお勧めできません。■STEP1 標準のインストーラーでBookshelfを導入した後,エクスプローラなどで辞書ファイルをHDにコピーします。この時コピー先のパス関係をCD-ROMのパス関係と同一にします。■STEP2 CD-ROMなしでBookshelfを起動すると「CD-ROMドライブのパスを入力しろ」とダイアログが表示されます。この時,辞書ファイルをコピーしたHDのパス名を入力します。これで終わりです。「そんなの当たり前じゃん」って言われちゃうと返す言葉がないですけど。