2000-08-10 イジる前,イジった後も必見
丸善で美容外科の手術本を立ち読み。私,この手の医学書を眺めるのが大好きなのです。「歯牙漂白のすべて」とか「手足の外傷」とか「消化器癌の処置」とか,悪趣味だと言われればそれまでなんですけどね。本当は買い揃えて枕もとで読みたいくらいなんだけど,医学書はとにかく高額。立ち読みでしか見られません。
さて,美容外科といえば瞼を二重にするとか鼻をいじるとか,顔のシミやらシワを取るとかいろいろありますが,実際の処置方法は生々しいものばかりです。とくに頬骨を削り取る処置がすごかった。耳のあたりから顔の皮半分を引ん剥いて骨を削るのです。本には「安易にいじるべきではない。」といったことが書かれていました。骨を削る云々といった処置は,技術的に難しいのかもしれません。削りすぎたら二度と元に戻せませんしね。
もちろん失敗例も紹介されています。「フェイスリフト後の患部が感染」とか「ピーリングに失敗して下顎の皮膚が爛れた」とか痛々しいものばかり。でもいちばん痛々しいのは,ブサイクはどこをイジってもやっぱりブサイクなんだなーっていう避けようのない現実です。結局,美容外科っていうのはキレイな人がさらにキレイになるための医療なんですね。
(ケミカルピーリングは,効果のある人にはかなり効果があるみたいです。ボコボコの肌が見違えるくらいきれいになっている例もありました。でもピーリングの種類によっては,日やけの習慣のある人には不向きなものもあるようです。もうアナタの子汚い顔ってどうしようもないみたいよ。>日やけしてるブサイク)