2001-07-29  術後日記―その16―

術後,4か月が経ちました。この頃の出来事を少々お話します。

ゼミの後輩と会う

有給休暇を取って大学の研究室に行く機会がありました。ゼミの後輩と研究の打ち合わせやら雑談をするためです。某Mくんが言うには,術後の私は精悍な顔立ちになったそうです。でもそういう感想を聞き出せたのはMくん一人だけでした。大方の人は,どこをどう整形しているのか分からなかったようです。まあ予想どおりの結果です。

さて,私を含めて大学院生は整形手術に肯定的というか,大したことだと思わない傾向があるそうです(元ネタはNews Week誌の記事です)。実際そのとおりだと思いました。

笑顔の練習しています

術後,神経が麻痺しているという話を何度もしていますが,今も痺れています。感覚が麻痺しているせいで,私はたまに不自然な表情をしてしまいます。不自然といっても,あからさまに神経が麻痺しているように見えるんじゃなくてちょっと悪人相になってしまうのです(元々,悪人相だから仕方がないんだけど)。この悪人相をなんとかするために,私は暇なとき顔面体操をしています。お風呂やら洗面台の鏡の前で,笑顔の練習をしているんです。練習風景はかなり危険なのでお見せできませんけどね。

鼻の部品がどうも気になる

鼻の部品が相変わらず気になります。術後,顔の腫れがひいていない頃から「変な感じがするな」と気になっていたのですが,腫れが完全にひいた今もなお違和感があります。もう,こればっかりはどうしようもないから,なるべく見ないようにしています。私はサマンサじゃないので意識して鼻は動かせません。

整後の顔が完全に馴染むまでに,おおよそ2年間掛かるそうです。なんでも軟組織(皮膚やら筋肉のことをこう言うらしい)はなかなか定着しないんだそうです。