2002-01-27  大豆生活はじめました

2002年1月の某日,粉末蛋白食品(以下,プロテイン*1)を入手しました。私が選んだのは旭油脂株式会社の「筋肉モリモリ・プロテイン」という製品です。この商品を選んだ理由はいたって素朴です。Yahoo! JAPANで検索したらたまたまヒットしたからです。私は運動競技の選手ではないので,適当なものでよいと思いました(だからといっていい加減に選んだわけでもありません)。価格は送料混みで4,000円(税込み価格4,200円)。巷のプロテインの価格より2割ほど安いようです。

さて,どうして私がプロテインを買いたい心境になったのかというと,スポーツクラブで飲んでいる人をよく見かけるからです。ロッカールームで着替えていると,どこからともなく「シャカシャカ・シャカシャカ」という秘密の音がするのです(プロテインと液体を混ぜるときの音です)。そんな場面に何度か遭遇するうちに私も飲んでみたくなりました。べつに「頼れる兄貴系になりたいから」とか,ミケランジェ□さんにだけは負けたくないからとか,そういう理由ではありません。(ミケランジェ□さんが何者なのか知りたい人は,「最近の出来事 #2001-1104-01 スポーツクラブに通い始めました――その後――」をご覧ください。)

*1 ここでは,粉末蛋白食品のことを「プロテイン」と呼ぶことにします。一般の蛋白質(protein)と,蛋白質を含む加工食品を言い分けたいので。

はじめてのプロテイン

プロテインは不味い」という噂をよく耳にします。実際はどうなのでしょうか。私が体験したお話をしましょう。商品の説明書きによれば,1回あたりの分量は約12グラム(大さじ中盛り2杯)です。これで10グラムの蛋白質を摂取できるそうです。普通,プロテインはほかの食品に混ぜて摂取します。水や牛乳に溶かして飲むのが一般的のようです。私は最初,ヨーグルトに混ぜて食べてみました。第一印象は豆の味です。噂どおりお世辞にもおいしいものではありませんでした。その日の就寝前に,今度は水に溶かして飲んでみました。しかし,やや咽るようで私には飲みやすくありませんでした。

つぎの日,低脂肪牛乳に溶かして飲んでみました。やはり美味くはないけど,どうしようもなく不味いわけでもありません。水溶液とは違って咽る感覚がないので飲みやすいです。以後,牛乳に混ぜて飲むことにしました。

さて,飲み方のつぎは摂取する頻度の話です。私は筋トレ前,就寝前に飲むようにしています。本当はトレーニング直後にも飲むとよいそうなのですが,私にはロッカールームで「シャカシャカ」やる勇気がありません(でもいずれやってしまうかもしれない)。筋トレしない日も,過剰摂取に注意しながら適量を飲んでおります。

大豆生活のその後

プロテインを飲むようになって,筋トレ後の疲労が早く回復するようになりました。私だけかもしれませんが,疲労回復の効果はかなり実感できました。筋力がどうなったかも気になるところなのですが,実は測定不能です。プロテインを飲み始めた1週間後から,入院やら整形やらでスポーツクラブ通いを一時中断しているからです(傷が完治するまで筋トレはお休みです)。また日を改めて報告しますね。

【追記 11 APR 2002】 その後の報告です。プロテインは確かに効きます。私はうまいこと筋量を増やすことができました。大した高い買い物じゃないので,「増量」したい人は試してみる価値があると思います。「減量」したい人は‥‥知りません。がんばって有酸素運動してくださいね。