2003-08-25  はじめての人間ドック,要治療の予感

こんばんは,今日は会社をお休みして市内某医療機関へ行ってきました。健康診断を受けるためです。いわゆる人間ドックというやつですね。私,人間ドックとやらは初体験でして胃部X線検査に使うバリウムも今日が初体験でした。あの検査ですが健常な人間ならまだしも病人が受けたら逆に症状が悪化してしまいそうです。なかなか重労働なのです。

最初に胃を広げるために発泡剤らしき粉末を飲まされるのだが,「げっぷ」を我慢するのがとっても苦しい。続けざまにイチゴ味のバリウムを紙コップ一杯分飲まされてしまうのです。そしていよいよ検査が始まるのだが,惨酷なことに検査機の上で踊らなければならないのです(ふめい)。検査室の隣には司令室のような小部屋があり,そこに一人のお兄さんが座っています。お兄さんは「はい,うつ伏せになって」とか「左腰を上げて」とか「一回転して」などといろいろと演技を命令してきます。その間,常に検査機にへばり付いた姿勢でいなければならないのだが,検査機は水平になったり垂直になったりお兄さんが操作します。油断していると振り落とされてしまう雰囲気なのです。検査室の中ではお兄さんの言いなりにならなければならないのです。

検査が終わるとすぐに下剤が手渡され,看護士さん(らしき人物,正しくは看護士ではないのかも)の目の前で飲み干さなければなりませんでした。看護士は「5時間から6時間ほどで下剤が効きます」みたいなことを言っていたのだが,実際は摂取後30分くらいから効き始めてしまいました。水分をたくさん取らなければいけないと知っていたがために,ミネラルウォーターをがぶがぶ飲んでしまったのが敗因でした。20年ぶりに便意に脅えながら帰宅する羽目になってしまったのです。

さて普通,人間ドックの診断結果は後日,通知されるそうです。それでも問診の時に内科医らしき人物とちらっとお話する機会があったのだが,某検査結果を引き合いにあることを指摘されてしまいました。なんだか再検査の予感がします。なんだか要治療の予感がします。またまた入院して外科手術しなければならない予感がします(毒)。それにしても,きちんと入院保証のある保険に加入しておいて良かったです。万一,多かったときでも「無給」だけは避けられますからね。