2003-11-24  生物の限界に挑戦する妖怪

午前0時,市内某公園をおさんぽしてきました。気温はおそらく摂氏0度から1度程度しかありませんでした。じっとしていると体の芯まで冷え込んでしまう,ひとつ間違うと凍死してしまうそんな過酷な環境だったのです(←本当か?)。こんなに寒いというのに公園を屯する虹色業界人など存在するのでしょうか。

某公園は自宅から僅か数分の距離にあります。私は凍え死にしないように,まるで雪だるまかのように厚着をして公園を目指しました。公園に到着し園内を一周してみたところなんといました。一人の妖怪がベンチにお座りしていたのです。もちろん公園に来ていたのはその妖怪一人だけでした。私は妖怪の様子をしばらく観察しようと思いましたが,耳が凍傷してしまいそうだったので急いで家に帰りました。

それにしても妖怪の生命力には驚かされるものです。あのような極限状態でも「おさかん」だなんて,まったく妖怪は生物の限界に挑戦しているのですね。そんな妖怪の力強い姿を目の当たりにして今日,私は少し勇気付けられた気がしました(なぞ)。