2004-02-05  Visual Communicator調査中

最近,気になっているのがMegafusionの「Visual Communicator」というシロモノです。こいつを使うとクロマキー合成ができるらしい。簡単なヴァーチャルスタジオがお茶の間に作れてしまうのです。しかもサンプル動画をみると確かにそれっぽくできています。

次世代ネットアイドルの研究を進めるにあたって(なぞ)顔写真掲示板を越える表現手段は動画しかありません。とはいえ,ネトアが散らかり放題の汚い部屋を撮影・公開していたのではすべてがぶち壊しです。でもヴァーチャルスタジオならそんな心配ありません。緑色の布を背に撮影するだけであら不思議,見た目は異次元空間そのもの,どこで撮影したのかさっぱり分からないのです。

ただね,このツールってサンプル動画を撮影するためだけに作られている気がして(毒)どうも,うさんくさいのです。サンプル動画を見るとすごく光が均一のように見えます。これはきっと設備の整ったスタジオで撮影したからに違いありません。つまりスタジオ以外で撮影したのでは,光にムラがあってクロマキー合成に失敗するのではないかと思うのです。そうだとしたら使い物になりません。「実際どうなの?」となると導入事例を探すか,自分で買って試してみるしかありませんよね。なんだか私が実験台にならないといけない気がして(ふめい)買うか買わないか迷っているところです。