2004-02-21  Visual Communicator買っちゃいました―使用編2―

こんばんは,先ほどビデオクリップのリハーサルをしました(ふめい)。取り急ぎ試験画像を公開します。

Visual Communicatorによるクロマキー合成の例

<画像の説明>バーチャルスタジオで持○香のような,わけの分からない振り付けの真似をしている様子です。真似と言いながら顔はなぜかすごく真剣です。第3世代ホムペの実験(詳細不明)のためとはいえ,さすがの私でもかなり苦しいのです。余裕がないのです。それにしても私は本当に仮想の世界へ旅立ってしまいました。これからも走り続けますのでお楽しみに。もっとも走りすぎてもう帰ってこられそうにないのですが(なぞ)。

【追記 21 FEB 2004 02:15】 リハーサル映像について少々。発色が悪すぎますね。DVカメラの性能がそれなりだっていうのも影響するのだが,やはり大事なのは「光」です。照明をどう設置したらよいのやら。今回はバウンス光を取り入れたのだが,狙ったとおりの仕上がりになっていません。今後かなりの研究が必要ですね。

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2004-02-20  Visual Communicator買っちゃいました―自室バーチャルスタジオ再考―

自室にバーチャルスタジオを設置して3日が経ちました。今回は経験を踏まえて,「Visual Communicator」のバーチャルスタジオの注意点をお話しましょう。

部屋は極限まで片付いていなければならない

よっぽど特殊な状況の人を除いて,バーチャルスタジオは自分の部屋に作らなければなりません。クロマキー合成の「真似」をするだけでも,ビデオカメラの三脚やら背景やら照明を用意しないといけないので,これらの機材を置く場所が必要になります。背の高い機材があるときは,きちんと設置しておかないと倒れたときに危険です。とくに照明の配線は部屋中を駆け巡るので,間違って足に引っ掛けると危ないのです。

一連の問題は部屋に物があるから起こります。本来なら撮影に関係のない物は一切置かないのが理想なのです。でも自室に簡易スタジオを作るときはそうもいきません。そこで撮影の自由度と安全性を確保するために,部屋をよく片付けておかなければいけません。

私は数週間前から,バーチャルスタジオのために部屋を整理してきました(まだまだ収納名人への道は険しいのですが)。これから挑戦する人はまずお部屋をよく片付けておきましょう。

付属スクリーンの折り目はドライヤーで取れる

付属スクリーンは折り畳んだ状態で箱に入っています。ただスクリーンを広げただけでは,生地に無数の折り目がついたままです。説明書には「折り目は完全に取れないし,取る必要もありません」と書かれていますが,実際にクロマキー合成してみると折り目が影になって映像に入ってしまいます(合成に失敗するという意味)。照明をもっと工夫すれば折り目が映らないのかもしれませんが,根本的な問題は折り目があることです。よってスクリーンの折り目はならしておくのが理想です。

どうやって折り目を取ればよいのでしょうか。私は最初,スクリーンを物干し竿に干すように宙吊りにして,スクリーンの下部に重りをつけてみました。これでもいくらか折り目が取れるようですが,あまり効果はありませんでした。そこで今度は折り目の個所をドライヤーで加熱してみました。スクリーンの素材はポリエチレンなので熱を加えると柔らかくなり,折り目を直すことができるのです。私はこの方法で折り目をだいぶ穏やかにすることができました。

もちろん折り目を完全に取ることはできません。ドライヤーで加熱するにしてもほどほどにしましょう。生地に穴が空いてしまったら元も子もありません。

ブレーカーの契約容量に注意

当たり前の話なんですけど,ビデオライトは電力をかなり喰います。ビデオライトを点灯したまま電子レンジやら掃除機を使ってもブレーカーが落ちないように気をつけましょう。ブレーカーが落ちてしまったら,真っ暗になって惨めだったり収録はずの映像が消えてしまったりで打撃が大きすぎます。

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2004-02-20  Visual Communicator買っちゃいました―使用編1―

こんばんは,「Visual Communicator」のその後です。夜も更けてきましたので手短に説明します。

Pentium III 600MHzのマシンにインストール

当初「Visual Communicator」を「LaVie L LL550/7D(Athlon XP-M 1800+)」にインストールして使うつもりでした。ところが実際に使ってみると,DVカメラから取り込んだ映像がおかしくて(どう「おかしい」のかは説明しません)すぐには使えそうにありませんでした。

しかたがないので,Pentium III 600MHzのマシンにインストールしてみました。じつはPentium III 600MHzでは「Visual Communicator」の推奨環境を満足していません。この手の映像を扱うソフトはCPUの処理速度が間に合わないと,生成される映像品質に影響してしまいます。動くかどうか心配でしたが,元々のソフトの作りが軽いせいか見た目は大丈夫そうです。DVカメラから取り込んだ映像も正常だったので,しばらくこの環境で使うことにしましょう。

試しにクロマキー合成してみる

自室にビデオライトを2灯設置し,クロマキー合成できるか試してみました。結果はあっさりできてしまいました。私,不覚にも普段着で撮影してしまったので試験映像をお見せすることはできないのですが,たぶんクロマキー合成の品質はフジテレビの「ウゴウゴルーガ」と同等かそれ以上です。

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2004-02-18  Visual Communicator買っちゃいました―導入編―

本日の夕刻,市内ヨドバシカメラでSerious Magic社の「Visual Communicator」(日本語版)を購入してしまいました。価格は16,800円(外税)でした。梱包を開けて説明書を読んで気づいたのだが「Visual Communicator」を使うには越えなければならない壁がいくつかあるようです。本日中に使用感の報告をしたかったのだが,今日は緑背景の設置で終わってしまいました。サンプル動画の公開は来週以降になるかもしれません。

今日やったことを報告しましょう。

スクリーンを設置

はみだしヨコ漏れ帳で何度かお話ししてきましたが,「Visual Communicator」はクロマキー合成をするビデオソフトウェアです。CGの背景に人物を合成することができるのです。その筋の人じゃなくても薄々,見当がつくと思いますがクロマキー合成をするには,バーチャルスタジオと呼ばれる特殊な空間を準備しなければなりません。具体的には人物と人物以外をコンピュータが色で判別できるように,人物の背景を青とか緑にしなければいけないのです。

「Visual Communicator」には樹脂製の緑背景が付属しています。今日は自室にこの緑背景を設置しました。

緑色の樹脂製シート

<画像の説明>製品に付属している緑背景は「オフィシャル・Vスクリーン」という名前だそうです。大きさは180cm×150cmほどで材質は強化ポリエチレンだそうです。今回はこのVスクリーンを張るために「つっぱり棒」のハンガー掛けを使ってみました。【注意事項】すみません,事後に気づいたことですがVスクリーンの裏表を間違えて設置していました。掲載画像はスクリーンの裏表が逆で微妙に色合いが違いますのでご注意ください。

デジタルスチルカメラで確認

Vスクリーンの設置が終わったところで,デジタルスチルカメラでどう写るのか確認してみました。(ビデオライトはまだ設置していません。)

緑色を背景に1

<画像の説明>FinePix4800Zの「オートモード,フラッシュあり」で撮影してみました。ぱっと見て人物と背景がきちんと分離できています。スクリーンの皺がもっと目立つのかなと思いましたが,あまり目立たないみたいです。

緑色を背景に2

<画像の説明>光の条件を若干,変えて撮影してみました。左右で被写体に当る光の量を変えて,立体感が出るようにしたつもりなのだが効果はいまいちだったようです。ちなみになぜか腕組していますが深い意味はありません。オラオラ(ふめい)。

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2004-02-06  Visual Communicatorその後

「ビジュアルコミュニケーター」のサンプル動画を大量に発見しました。

これはやはり買いかもしれませんね。でも私まだ顔の御直しが完了していないので(なぞ)おいそれとはヴァーチャルスタジオ・デビューできません。予定では今夏に顔の修正が完了しますので,それまでお待ちください(すごい毒)。

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2004-02-05  Visual Communicator調査中

最近,気になっているのがMegafusionの「Visual Communicator」というシロモノです。こいつを使うとクロマキー合成ができるらしい。簡単なヴァーチャルスタジオがお茶の間に作れてしまうのです。しかもサンプル動画をみると確かにそれっぽくできています。

次世代ネットアイドルの研究を進めるにあたって(なぞ)顔写真掲示板を越える表現手段は動画しかありません。とはいえ,ネトアが散らかり放題の汚い部屋を撮影・公開していたのではすべてがぶち壊しです。でもヴァーチャルスタジオならそんな心配ありません。緑色の布を背に撮影するだけであら不思議,見た目は異次元空間そのもの,どこで撮影したのかさっぱり分からないのです。

ただね,このツールってサンプル動画を撮影するためだけに作られている気がして(毒)どうも,うさんくさいのです。サンプル動画を見るとすごく光が均一のように見えます。これはきっと設備の整ったスタジオで撮影したからに違いありません。つまりスタジオ以外で撮影したのでは,光にムラがあってクロマキー合成に失敗するのではないかと思うのです。そうだとしたら使い物になりません。「実際どうなの?」となると導入事例を探すか,自分で買って試してみるしかありませんよね。なんだか私が実験台にならないといけない気がして(ふめい)買うか買わないか迷っているところです。

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2004-02-04  ビデオグラム『モナーに逢いたい』―映像公開編―

国内某政令都市の某公園に「モナーの雪像」があるらしい。某日,真相を調査すべく某会場をビデオ撮影してきました。2分間の映像に編集したので興味のある方はご覧ください。

映像のダウンロード

Macをお使いの方へ

Macで再生するには「Windows Media Player 9 for Mac」が必要です。「http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/software/macintosh/osx/」からダウンロードできます。

映像の説明

映像を12の場面に分けました。各々の場面を説明します。

場面1:クレジット

<場面1>映像管理用のクレジットです。10秒間あります。

場面2:「2004年冬某政令指定都市に」 場面3:「モナーの雪像があるらしい」 場面4:「モナーはどこだ? 場面5:「ここにもいない」 場面6:「モナーに逢いたい!」

<場面2~6>映像前半は「モナー雪像」を探し回るお話です。作りは民放のバラエティー番組をかなり意識し,テロップ(<英>telop,television opaque projector)を多用してみました。今回の隠れた目標は「子どもにも分かる映像コンテンツ」です。よって直球勝負の分かりやすい展開にしたつもりです。

場面7:「場所を変えてみることに」 場面8:某会場 場面9:モナー発見 場面10:モナーの顔をズームアップ 場面11:モナー雪像全景

<場面7~11>映像後半はついに「モナー雪像」を探し当てたお話です。モナーはモナーでも8頭身らしい。撮影時には不明でしたが,元ネタは「マトリックス・リローテッド」だそうです。

場面2:モナー雪像と周辺の風景

<場面12>モナー雪像からズームアウトし,周囲の風景を紹介しておしまいです。

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2004-02-04  ビデオグラム『モナーに逢いたい』―映像制作編―

「ビデオグラム『モナーに逢いたい』」の制作話をします。

撮影

いつものようにDVカメラには「Canon FV2」を使いました。映像を見ると分かると思いますが,すみません三脚なしで撮影したので映像がブレブレです。撮っているときは「大丈夫そうかな」と高を括っていたのだが,再生してみたらあまりの酷さに悶絶してしまいました。カメラが軽すぎるせいか手持ちでは,姿勢を安定させるのが難しいんですよね。編集で誤魔化したけれど,誤魔化しきれていません。それでも「水平」はかなり意識して守ったつもりなので,手ぶれは勘弁してください(そのほかにも至らない点だらけなので,許してもらえないのかも←意味不明)。

さて,カメラと切っても切れないのが「光」の問題です。よく晴れた日だったため光の明暗差が激しく,家庭用のDVカメラではかなりきつい条件でした。カメラのダイナミックレンジ(信号の再現能力)と自動露出補正の都合で,撮影する場面に極端な明暗差があると失敗の原因になるのです。回避策として強烈な照りつけと,影が同居するような場面は撮らないように気をつけました。

編集

今回はWindows XPのアクセサリである「Windowsムービーメーカー」を使ってみました。PCはAthlon XP-M 1800+,480MBという環境でしたが,思った以上に動作が軽くて驚きました。映像に効果を加えても再レンダリングの待ち時間が発生しないのです。DirectXのおかげなのかアルゴリズムが優れているのか真相は不明ですが,テキパキ動いて精神的に楽なことだけは確かです。

「Windowsムービーメーカー」の画面

<画像の説明>「Windowsムービーメーカー」の画面です。OSのアクセサリのわりに高性能で完成度が高いと思います。

ただ「Windowsムービーメーカー」はやはり映像編集ソフトの簡易版らしく,細かいことに凝れないのが残念でした。例えば音声トラックです。音声トラックは映像音声+BGMの2トラックしかありません(映像と音声は対になるので事実上,使えるのは1トラックのみです)。シラネーヨの声で場面の語りをしようと思ったのだが,そうするとBGMを止めなければならないのです。もちろん一度,書き出したファイルに「語り」を入れればよいのだが,編集が面倒になるのでそこまで酷使しないことにしました。ソフトウェア一般の話ですが,製品に付いているサンプルデータ以上に凝った使い方をしてはいけないのが常というものです。サンプルデータは「それ以上のことはできません」という限界値であり,警告だからです。

BGMには市販されている素材集を使ってみました。私はどうあがいても音楽を作れないので,素直に既製品を利用しました。素材集には数十曲の著作権問題のない曲が入っています。余談だが選曲中に某ナイトで聴いたことのある曲を発見してしまい,ひとりニヤニヤしてしまいました。

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2003-05-21  三脚買いました

突然ですが東急ハンズで三脚を購入しました。市内で6月に開催される某お祭りをビデオ撮影するためです(毒)。お祭りって必ず行列ができるものです。行列の後部からビデオ撮影した場合,余計な人が映ってしまいます。それではいまいちなので,三脚の上に乗って撮影してしまおうかなと企んでいます。

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2003-02-02  スポーツパックはいずこに

市内ヨドバシカメラへDVカメラのスポーツパックを探しに行きました。スポーツパックはDVカメラを包む袋状の入れ物です。DVカメラをスポーツパックの中に入れると,小雨でも撮影できるのです。私はあることに気づいていました。キヤノンのDVカメラには純正のスポーツパックが存在しないのです(だってカタログに載っておりません)。家庭用DVカメラを手掛けている会社は数社ありますが,なぜかスポーツパックを用意していないのはキヤノンだけのようです。

「純正品は存在しないとしても,非純正品ならあるかも」と思いましたが,どうもああいう製品はあまり売れないせいか展示されていませんでした。店員さんに訊きたくなるほど積極的にはなれず,そのまま帰ってきてしまいました。いままで順調に見えた私のDVカメラ生活,ここに来て思わぬ罠に嵌ってしまったかもしれません。

――と言いながら「ビデオライト VL-3」をこっそり買ってきてしまいました。このビデオライトの出力は3Wだそうです。さっそくDVカメラにライトを装着して真っ暗な部屋を撮影してみたのだが(ライトが点灯していたらすでに真っ暗な部屋ではありませんが),コレあるのとないのとでは全然,違います。真っ暗な部屋ではなにも映りませんが,ライトで照らすときちんと映ります。ただ出力が弱いのであくまで屋内用のようです。ちなみに光の形は懐中電灯のように円形です。ライトはカメラの上部に固定して照らします。よって撮影映像の中心だけが極端に明るく,四隅は暗くなってしまいます。そういう仕上がりが嫌という人にはあまり向かないかもしれません。

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2003-01-19  J衛官撮影会決行

土曜日,市内某所でJ衛官を撮影してきました。今回はビデオカメラ用のリモコン三脚を初めて導入しました。おかげでとっても良好な映像を撮影することに成功しました。移動中の機材の総重量は10kg近くあったのかもしれませんが日頃,筋トレの真似をしていたのが功を征したのか,あまり負担になりませんでした。【追記 10 MAR 2003】 10kgは大げさでした。実際はその半分5kgほどの重量でした。

撮影映像

<画像の説明>雪遊びJ衛官の激写映像(ふめいすぎ)です。映像ではJ衛官がとてもなめらかに足場をよじ登ります。画像の右下は撮影に使ったDVカメラと三脚(VCT-D680RM)です。

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2003-01-13  J衛官撮影会―失敗編―

某日,市内某所へJ衛官を撮影しに行ってきました。さていきなりヨコ漏れです。私,日中は外出しない生活習慣なもので撮影した時間が15:30過ぎになってしまいました。冬季は日が暮れるのがとても早いので,15:30でもけっこう暗いです。おかげでDVカメラで撮影するには苦しい条件になってしまいました。いやはや撮影失敗です。

1倍ズーム

<画像の説明>DVカメラで撮影した様子です。この画像はカメラ本体の1倍ズームつまりまったくズームなしで撮影しました。私はまだJ衛官たちに接近して撮影できるほど乱れていません。遥か遠方にJ衛官が数名います。この位置からカメラのズーム機能でどこまで彼らに迫れるのでしょうか。

12倍ズーム

<画像の説明>12倍ズームだとこれくらいまで撮れます。でも三脚なしではとても安定した撮影はできません。いくら手ぶれ補正機能があっても,ものには限界があるのです。

飯場へ戻るJ衛官

<画像の説明>いわゆる「飯場」へと戻るJ衛官たち。画像では分かりませんがとても楽しそうな雰囲気でした。私も飯場でJ衛官たちと「せっせっせ」とか「あやとり」とかそういう遊びをしてみたいなと思いました(ふめい)。

撮影中の私

<画像の説明>DVカメラを抱え無差別撮影を繰り広げる私です。「どうやって自分自身を撮影したのか」なんて気にしないでください。知らない方が幸せなことって沢山あります(なぞ)。

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2003-01-10  J衛官・恥ずかしいビデオ

去年の夏にDVカメラで撮影した映像をチェックしていたら,こんな時間になってしまいました。そろそろ寝ます。

自分で言うと変だが,あらためて撮影映像をみてみると題材が狂気じみていて怖いです。朝4時,自転車を走らせながらおさんぽ後の帰路の風景を撮影した映像があるのだが,「ハアハア,ハアハア」すごい息遣いをしてしまっているのです。自転車で8kmくらい走って(しかも朝方)すっかりエネルギー切れになったせいか,かなり悶え苦しんでいるのです。ほかにも市内某便所の撮影映像やら,髭兄貴のテニス映像やら(詳細ふめい)すぐには使えないネタばかりです。

などと言いながら来週の連休には「雪アソビJ衛官」を撮影しに行こうかと企てています。ぼくは恥ずかしくてだれにも見せられない映像をこれからも撮り続けます(ふめいすぎ)。

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2002-04-07  DVで行こう

最近の出来事 #2002-0322-01 デジタルビデオカメラ『CANON DM-FV2』購入」では,家庭用ミニDVカメラを購入したという話をしましたよね。今日はその試験映像を公開します。いつまでも撮影映像を公開しないでいると「買っただけで使ってないのね」と言われてしまいそうなので。私は期待を裏切りません。やはり碌でもない映像です。

片手に「CANON DM-FV2」を握り締め,自転車でお散歩してみました。おかげで手ぶれどころの騒ぎじゃありません。映像には昼間と夜間の二つの場面があります。DM-FV2って実売価格が8万円程度のミニDVカメラなのですが,噂どおり画質は期待していた以上に良好でした。

昼夜の場面

☆画像の説明:映像の一場面を静止画で取り出してみました。いかにもビデオカメラらしい画像です。

夜間の場面

☆画像の説明:夜間の撮影例です。暗い場面ではシャッター・スピードが遅くなるので,映像がブレ気味になります。逆にそれがよい効果になるのかもしれませんが。

――さて,撮影実験を通じて私が感じたことを少々。

夜間を撮影するときはフォーカス・ロックした方がよさそう

夜間はオート・フォーカスがうまく機能しないようで,たまにあちこちにフォーカスしてしまうという現象が発生しました。手動でフォーカスを合わせた方がきれいに撮れるみたい。しかしながら露出は自動の方が良さそうでした。

音質が悪いんだけど

あからさまに量子化雑音らしき音が聞こえるのですが,こういうものなのでしょうか。12ビットPCMじゃなくて16ビットPCMで録音すれば雑音が消えるのかな。

【追記 11 MAY 2002】 16ビットPCMで録音してもやはり音質が悪いです。おそらくマイクの性能が足を引っ張っているんだと思います。

撮影って難しいんですけど

当たり前ですが動いているもの,あるいは自分が動いたときの場面を撮影するのです。ところで気に入った風景だけをカメラのフレームに入れるって難しいですね。今のところ静止画のように撮影したあとに映像を好きなように加工することができないから,余計に難しく感じるのかもしれません。水平がちょっと狂っただけで,その映像はまるで使い物にならないんだから。

撮影は二人,以上で

日頃から感じていることですが,一人では撮影できません。なぜなら光を操る人がどうしても必要だからです(そんなことを言い出したら音声を録音する人も必要になるのですが)。ビデオカメラの性能云々よりも,私は光をいかに使うかが勝負だと思います。何しろ一部分だけ光がまったく当っていなくて真っ黒とか,逆に当りすぎて真っ白なのでは,映っていないのと同じです。映っていない個所はどうやっても取り繕うことができません。一人で撮影すると,どうしても照明が疎かになってしまいますよね。いい方法ないかな。

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2002-03-31  DVカメラその後

2週間前,DVカメラを購入したという話をしましたよね。その後,もっぱら休日にどうでもいい風景を撮影しております。不思議なのですが,いつも見慣れた風景でもファインダを通して見るとまるで別世界のように見えるのです。まだ市内某所(ふめい)は撮影していないのですが,ぼちぼち撮影に出かけようと思います。

あとそれから,私がDVカメラをヨコ漏れ目的に悪用していると思っている人がいるかもしれませんが,まだ悪用していませんからね(再三ふめい)。いくら私の行動に節度がなくても,女性週刊誌に載ってしまうような愚行はいたしません。

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2002-03-25  IEEE1394カード購入しました

某家電量販店のポイントが貯まっていたので,IEEE1394カードを買ってしまいました。ただいま昼間に撮影した映像を取り込んで遊んでいます。撮影した映像をCRTで観たところ,露出と発色がまったく違っていてヨコ漏れ。カメラのファインダで良かれと思った露出だと,実際の映像は暗すぎるのです(補正できる範囲内に収まっているなら実害はないんだけど)。液晶ファインダで正確な像が分かるわけがないので,こればかりは勘で決めなければいけないのかもしれません。ブラウン管モニタを持ち歩いて,露出と発色をいちいち確認するわけにはいかないですからね。

【追記 21 APR 2002】 何が悪いのか分かりませんが,PC上からCANON DM-FV2を操作しようとしても失敗することが度々あって泣かされています。

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2002-03-25  CANON FV-2 で困っちゃう困っちゃう―その2―

熱膨張疑惑,浮上中

テープがデッキに絡まる件ですが,またまた発生しました。これでカセットが合計3本,破壊されてしまいました。本体が熱くなるとテープがデッキに絡まるような気がするのだが,詳しい再現方法は分からないままです。ただデッキの調子が悪いときは,どんな(使用済み,未使用,問わず)カセットを入れても確実に破壊することだけは確かです。

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2002-03-23  CANON DM-FV2で困っちゃう困っちゃう

最近の出来事 #2002-0322-01 DVカメラ買いました」では,衝動的に「CANON DM-FV2」を購入したというお話をしまし た。今日はその「CANON DM-FV2」で困っちゃってることを報告します。解決したり増えたりしたことがあったらまた報告しますね。

テープがデッキに絡んじゃって困っちゃう

素人大学生隠し撮りのミニDVテープがグチャグチャになってしまいました。このテープは1998年,私と某K村さんとが共同で素人の学生(ふめい)を無差別に隠し撮りした問題作です。当時,撮影機材は某K村さんの持ち物だったので,今までテープだけが手元にあるという状態が続いていました。

4年ぶりに「素人大学生隠し撮り」を観たくなって,「CANON DM-FV2」で再生させてみました。そのとき早送りと巻戻しを何度か繰り返していたのだが,ふとテープが絡まるような怪しい音がしました。すかさず再生してみたところ映像がグチャグチャになっていて(エラーで再生できないブロックが大量に発生),私はテープが破壊されていることに気づきました。しかしカセットを取り出してみると,テープがデッキに絡んでいなかったので,もう一度デッキにカセットを入れて巻戻ししました。すると今度はデッキからテープが折れ曲がるような音がして,DM-FV2の画面に「カセットを取出してください」という赤い文字が表示されました。どうやら緊急事態が発生したようです。

「カセットを取出してください」という表示は虚しく,テープはすでにデッキに絡まっていて,無理やり引っ張らないと取り出せない状態でした。試行錯誤の末,どうにかカセットを取り出せましたが,壊れた個所の映像は二度と取り出せなくなりました。何分,まだ使い込んでいないので,カセットの銘柄で差があるのか,初期不良なのか仕様なのか分かりません。明日から適当な場面を撮影してテープが絡まるか実験してみます。

【追記 25 MAR 2002 0:03】 テープがデッキに絡まる件ですが,またまた発生しました。これでカセットが合計3本,破壊されてしまいました。本体が熱くなるとテープがデッキに絡まるような気がするのだが,詳しい再現方法は分からないままです。ただデッキの調子が悪いときは,どんな(使用済み,未使用,問わず)カセットを入れても確実に破壊することだけは確かです。

【追記 21 APR 2002 22:40】 その後,一度もテープがデッキに絡まる事故は発生していません。あれはいったいなんだったのでしょうか。

液晶テレビに映像が映らなくて困っちゃう

お部屋の液晶テレビ(本当はポータブルDVDプレーヤ)とDM-FV2が繋がらなくて困っています。DM-FV2のS映像出力を液晶テレビにつなげてもさっぱり映りません。しかしながらコンボジット(composite)映像は映りました。ごく普通のブラウン管のテレビ相手だとS映像もコンボジット映像も映りました。

液晶テレビの映像入力端子がやや特殊なブラグなのですが(一つのミニプラグにS映像とコンボジットの両方の接点がある),もしかしたら私が勘違いして別規格のケーブルを繋げているのかもしれません。調べてみます。

【追記 24 MAR 2002 0:49】 すみません。液晶テレビの取り扱い説明書を読んだら,映像入力はコンボジットだけでした。S映像は映らなくて当たり前でした。

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2002-03-22  デジタルビデオカメラCANON DM-FV2購入

ヨコ漏れしました。帰宅途中,市内某家電量販店でDVカメラを購入しました。機種は知る人ぞ知る「CANON DM-FV2」です。今回,私はDVカメラを選ぶにあたりとても悩みました。何分,買い慣れたものではないので始めは製品の種類すら分からない状態だったのです。家電製品は「性能,品質,価格,操作性,携帯性(収納の良し悪し),サービスの良さ」で選べほぼ間違いないはずですが,DVカメラはさらに「何をどこで撮影するのか。撮影者の技術はどの程度なのか。最終的にどのような作品にしたいのか」という要因が加わります。

私は家庭用DVカメラの調査を進めるにつれてあることに気づきました。それは,各社が想定している利用者層におそらく私は含まれていないということです。子どもの成長記録を撮るわけではないから当然,運動会やら学芸会は撮影しません。旅行の場面も撮影しません。ですからカメラの筐体が軽かったり小さかったりする必要はないのです。撮影後の映像はコンピュータで処理することを前提としているから,DVカメラ自体にトリッキーな映像演出機能は不要なのです。こうして整理してみると私にはいま流行りのDVカメラではなくて一昔,前のDVカメラでよさそうでした(もちろん新しくてもいいんだけど)。あちらこちらで情報収集した結果,「CANON DM-FV2」に辿り着いたのです。

【追記 31 MAR 2002】 その後,もっぱら休日にどうでもいい風景を撮影しております。不思議なのですが,見慣れた風景でもファインダを通して見るとまるで別世界なのです。まだ市内某所(ふめい)は撮影していないのですが,ぼちぼち撮影に出かけようと思います。私がDVカメラをヨコ漏れ目的に悪用していると思っている人がいるかもしれませんが,まだ悪用していませんからね(再三ふめい)。いくら私の行動に節度がなくても,女性週刊誌に載ってしまうような愚行はいたしません。

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2002-03-07  DVカメラその後

まだ買うと決まったわけではないが,機種選定で苦戦しています。「家庭用ビデオカメラの部屋」という有名サイトによれば,家庭用DVカメラの中ではSONYの「DCR-VX2000」の映像品質がいちばんよいらしい。しかしながら,私が実質30万円のDVカメラを所持したとしても,宝の持ち腐れというものです。そこでもっと携帯性や価格の手ごろさに目をつけて機種を選ぶと,SONYの「DCR-PC120」や,その一つ前のモデルの「DCR-PC110」にたどり着きます。CANONの「PV130」もよさげなのだが,この機種は撮影時の音声に駆動部品の音が紛れ込んでしまうらしいので,どうもいただけません。

さてどうなることやら。

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