2004-10-18  市内大衆浴場―淑女の逆襲―

某日,市内某大衆浴場を調査してきました。そのお風呂にはよく虹色業界人が集まると言われているのですが,まだ詳しいことが分かっていません。よく分からないことを明らかにするのが,調査員の仕事なのです。もっともお仕事と言っておきながら,お給料は出ませんが(なぞ)。

さてサウナ内を調査していると,全身日やけしてしかも足輪をした人がちらほらいました。淑女たちは,周囲の人々に突き刺さるような視線を浴びせていました。どうやら虹色業界人のようです。

「もっと突っ込んだ調査を」と思ったものの,その日は遅い時間に調査を始めたため,数十分で閉店の時間になってしまいました。私は脱衣場に向かい,淑女たちの装いを調査することにしました。とんでもない下着を身に着ける可能性があったからです。

私は何も意識することなく灰色のスーパービキニを穿いていたのだが,淑女たちの下着を見て愕然としました。みなさん普通のトランクスだったのです。お風呂でいちばん過激だった淑女ですら紺色のかなり地味なトランクスでした。なんてことでしょうか,私だけがスーパービキニを穿いていたのです(調査員なのに)。みんなズルイです。

私はビキニ姿のまま歯がゆい思いをしながら,ドライヤーで髪を乾かしました。轟音が響き渡る中「こんなことになるならTOOTの可愛いセミビキニにしておけばよかった」と,意味不明なことを考えながら,調査活動の難しさを再認識したのでした(なぞ)。