2005-03-03  パパ活用テクニック―【最終回】あなたには“若さ”しか取り柄がない―

パパ活用テクニックようやく最終回です。

パパとの別れ

遅かれ早かれパパとあなたは破局します。よく3日,3か月,3年なんて言いますが,パパとのお付き合いも例外ではないのです。

あなたは,お金さえもらえれば我慢できたことに耐えられなくなってきます。パパのちょっとした行動にイラつくようになってきます。あなたが「もうパパとデートするの飽きたな。イヤだな」と思ったなら,おそらくパパも同じことを考えていますよ。あなたがパパにイライラしているように,パパもあなたにイライラしているのです。そうなると,もうお別れするしかありません。

さて,ささいなきっかけでパパと終わってしまうような人は,はじめからパパの活用に向いていなかったのです。上級者になると長期運用に持ち込んで,パパをキープできるようになります。もちろん器用な人ばかりではないので,「自分にはムリかな」と思ったらさっさと止めてしまいましょう。そうすれば,すべて「若気の至り」で済ませることができます。

若さを消費しつくした人たち

パパ活用テクニック,この連載ではパパの活用を肯定的に扱っていると解釈した人がいるかもしれません。私の見解はその反対です。

パパを活用すると,あなたの若さはどんどんパパに吸収されてしまいます。パパを活用する期間が長ければ長いほど,そして活用する時期が早ければ早いほどあなたの若さは消費されてしまうのです。

よくデビューしたのが14歳だとか16歳だなんて人がいます。客観的に見てどう思いますか。とっても話の幅が狭くて,つまらない人が多いのではないでしょうか。体も心も,成長の限界を他人(ひと)より早く迎えてしまい,まるで干乾びているかのようなのです。

そのようなつまらない人は,なぜか店子(たなこ)をしていることが多いです(毒)。私も何度か飲み屋さんに行ったことがあるのですが,「つぎはだれがワタシを楽しませてくれるのかしら」という態度の店子が多いことに驚きました。

店子さんは,お客さんを楽しませるのが仕事だと思うのですが,どうも勘違いしているようなのです。数年来にわたる日やけと汚い髭で見苦しいだけでなく,存在そのものが人畜に有害だといえるのです。

ふしぎ少女の行く末

パパを活用した少女たちは,年を取るとどうなってしまうのでしょうか。じつは浪費癖があだとなって,金銭トラブルを起こすことが珍しくないのです(どこまで本当なのやら)。

「お金の切れ目が縁の切れ目」とよく言うように,お金で問題を起こすと社会的なあらゆる活動に支障をきたします。さまざまなものを失います。

私がいきつけの駅前便所での話です。「最近××子さんって見かけないですね」という話になると,自称事情通のババアが瞬間移動してきて「あの子ね,ちょっとお金でトラブルを起こしたの。お金で揉めるとね,出てこられないんじゃないかしら?」と真相を教えてくれます。

どうやらふしぎ少女たちは活動の場を奪われ,駅前便所にすら顔を出せなくなってしまうようなのです。その後の少女たちの行く末ですが,残念ながら私の能力では調べることができませんでした。おそらくSNS(ネット上の隔離病棟のことですが,患者が逃げないように正体は伏せられています)で「くまのプーさん」と一緒に撮った写真を載せてみたり,顔写真掲示板の不良債権になったりしているのだと思います。

もしそれが人としての性(さが)なのであれば,落ちるところまで落ちれば悟りの境地を見ることができるのかもしれません(静聴さんのように)。底なし沼の下がどうなっているのか,私の能力では想像すらできませんし,とかく知りたくもありません。

「パパ活用テクニック」はこれで終わりです。いつものように,訳の分からない終わり方をしてしまいましたね。最初からまじめに作っているはずがないのですから,いちいち気にしないでください。