2007-09-22 某映画館―絶対女装空間―
某日,市内某大人の映画館を調査してきました。激しい結果になりました。
はじめに映画館の諸情報を少々。その映画館は1960年代に整備された地域にあります。周囲はコンクリートむき出しの高層住宅がひしめき合い,かなり殺風景です。映画館は,近所に住むおじいちゃんたちの憩いの場になっているそうです。ときには過激な虹色業界人に占拠されていることもあるのだとか。一体どんな様子なのでしょうか。
いきなり女装子と対決
16時,映画館に到着しました。入場料は1,200円でした。私はまず便所を調査してみることにしました。ちょっと小用をしたかったのです。
男子便所に入ってみたのだが,いきなり女物の服を着た大柄な男と遭遇してしまいました。女装子がカツラを直していたようなのです。女装子の年齢は40代後半。身長は178cmくらい。がっしりした体型でかなり強そうな感じに見えました。顔に「白粉(おしろい)」でも塗っていたのか,真っ白な顔をしていました。
女装子がお色直ししているからといって,動じるような私ではありません。気にしないで小用をすることにしたのだが,背後に気配を感じました。女装子の腕が伸びてきたのです。私は「くたばれ,この化け物が」と思いながら(毒)女装子の手首を掴みました(右手は塞がっていたので左手で)。なんとか振り払うことができましたが,女装のくせに物凄い力で一時はどうなることかと思いました。
某サービスに専念する妖怪
便所から抜け出し,私は場内を調査することにしました。事前情報に依ると,館内の後部座席のあたりに虹色業界人が集まるそうです。早速,後ろの座席を調査することにしたのだが,すぐに客層が異様なことに気づきました。女装子たちの社交場と化していたのです。客層はどうも女装子と妖怪に二分されるようでした。
妖怪たちの活躍も,負けてはいませんでしたよ。なんでも手すりの付近で立ち止まっていると背後から妖怪が近付いてきて,全自動で某サービスが始まるというのです。「まさか,そんなことが」と思っていたのですが,すでに列ができているような状態でした。
妖怪は,かなり仕事が捗っていたようです。あれよあれよという間に3人も捌いていました。目にも止まらぬ速さだったのです。ずいぶん手際が良いのですよね。ただしこの妖怪,要注意なのです。抗生物質の効かないばい菌(感染すると治らない)を持っているそうですよ(毒)。恐ろしいですね。サービスされていた方は,いまもお変わりないのでしょうか。
女装子の収容先
21時,閉館の時刻となり,女装子たちは逃げ出すかのように退散していきました。私は女装子たちが,互いに顔見知りだということに気づいていました。私は女装子たちの後を追ってみることにしました。
女装子たちは,200mほど離れた場所にある駐車場を目指していました。そこには1台のワゴン車が停車しており,中には数人の女装子たちが収容されていました。そのまま隔離施設に向かうのでしょうか。まとめて処分しておいてもらえると,ありがたいのですが(なぞ)。もちろんそんなことありません。たぶん車内で着替えるのだと思います。
さて,そのワゴン車,過去に某公園でも見たことがあるのです。女装子たちは複数で行動することが多いらしい。とにかく外敵に狙われやすいのです。実際,某公園で狩りがあると,女装子は執拗に虐められる傾向があるように思えます。もちろん,原因は女装子にあります(ふめい)。だって全然きれいじゃないんだもの。世の中,美しくないことは罪なのです。