2008-06-22  機械による紫外線被曝―1回目―

土曜日,市内某スポーツクラブで「タンニング」してきました。日焼けマシンのお試し券を入手したのです。

日焼けとは紫外線被曝にほかなりません。紫外線はエネルギーが高く,有機物を分解する働きがあるそうです。どういう意味なのかというと,紫外線は生物(人体)にとって極めて有害な光なのです。

私は数年前から紫外線対策を励行しています。なるべく太陽の光を避け,肌の若さを保とうと努力してきたのです。それなのに今回どうして日焼けしてみようかと思ったのかというと,話題性のためなのです。それにお試し券で日焼けできる時間はわずか10分間でした。この程度の照射時間なら大して日焼けしないだろうと思って,試してみることにしたのです。

日焼けマシンって一体どんなものなのでしょうか。感想をお話します。

医療機器のようでした

日焼けマシンには,寝るタイプと立つタイプの2種類あります。今回は,立ったまま日焼けする装置を試してみることにしました。

日焼けマシンは円筒形をしており,内部には無数の蛍光管が配置されていました。装置の正面には扉がついていて,中に入ったら扉を閉めます。すると「グオーン」という駆動音が鳴り響き,蛍光管が点灯しました。音の正体は冷却ファンのようです。事後に確認したのですが装置の上部に数箇所,ファンが設置されていました。たぶん電子部品(安定器)が熱で劣化しないように,冷やしているのでしょう。

話が逸れてしまいましたね。紫外線の蛍光管は思ったほど眩しくなく,テレビを至近距離で見ているくらいの明るさでした。しかしやはりあの光は見てはいけないものらしい。機器の内部には「使用中は目を開けるな」という警告表示がありました。紫外線は肌だけではなく,眼球にも有害なのです。

装置内はかなり暑くて,10分間タンニングしただけでも汗だくになってしまいました。至近距離から無数の蛍光管が光を照射しているのですから,暑くなって当たり前なのです。普通は20分間から30分間,光を浴びるそうです。熱射病にならないのでしょうか。

総じて日焼けマシンは医療機器のようでした。それもそのはず,元を辿ると,日焼けマシンは日照不足による体調不良を治療するための装置だそうです。

気になる肌への影響

使用後1日経って,少し肌が黒くなったのですが,少ししか黒くなっていません。「まったく焼けないのでは」と思ったのですが,私は元々,日焼けする(できる)体質なので10分間でも影響があるようですね。

週末になったら,また10分間だけ紫外線被曝してみようと思います。

「ちょっとー,1回試してみるだけじゃなかったの?」と思った人がいるかもしれません。今夏は軽く色黒短髪路線でいくつもりなのです。だからちょっと日焼けしてみます。あくまでちょっとです。

(「ちょっと」では済まないのかもしれません←なぞ。)