2009-06-10 未曾有の危機を脱したようです
私が運用している株式の,元本割れが解消しました(この言い方,合っているかしら)。
昨年末から世界的に株価が下落してしまいました。私が所有している株の値段も例外ではありませんでした。銘柄によっては,買値の1/3という水準にまで値段が下がってしまっていたのです。最悪期には,総資産評価額が-15%まで落ち込んでいました。
しかし,5月下旬から収益が大幅に改善しており,ついに今日,元本割れが収まりました(損がゼロになりました)。振り出しに戻っただけとも言えます。
「放っておいたら収益が改善した」というわけではないのですよ。日経平均が8500円を割ったあたりから,ちょこちょこ株を買い増ししていたのが効いたようです。
でも,まだ株を売ったわけではありません。あす5%も7%も下がってしまう可能性は,ゼロではありません。あすのことは,あすになってみなければ分かりません。少し現金に戻しておこうかなと思います。
余談ですが,5月下旬に「日経225連動型上場投資信託」の売買を人工知能で解析したというお話をしました。解析結果を鵜呑みにして買ってみたのですが(検証のためにね),確かにシミュレーションどおりの挙動を見せました。つまり,少額ですが儲かりました。しかし,ほぼ全ての銘柄の値段が上がり続けている場面では,だれが何を買っても儲かるのは当たり前なのです。お世辞にも信頼できるとは言えません。
それと,注文が手動だとやっぱり手間が掛かるんですよね。自動化の方法を検討すべきかもしれません。