2009-11-15  パパとデートのようなもの―パパ危うく腹上死―

某日,駅前の某パパとデートのようなものをしてきました。以前,ツーリング少女を狙うパパの話をしました。あの方です。デートのようなものの最中に,ちょっと大変なことが起きてしまったのですよ。

パパの自宅にて,コーヒーを飲みながら世間話していました。パパは「面白いDVDがあるよ」と言い出しました。唐突に観賞会を開くことになったのです。私は観たくなかったのですが,だからといって「いらない」と断るのはなんだか可哀そうな気がして,ビデオ観賞にお付き合いすることにしました。

DVDは,クローゼットの中にあるそうです。パパはクローゼットの扉を開け,DVDを取ろうと体を屈めたときに事故が起こりました。

パパは急に無言になり,その場で動かなくなってしまったのです。

私は最初,何が起きたのか分かりませんでした。しかし,どうやらパパの体調に重大な問題が起きているらしい,ということに気が付いたので「どうしたんですか?」と尋ねてみました。

すると,パパは「ぎっくり腰」と呟きました。

「ぎっくり腰?」と思いながら,私は「どうすればいいんですか?」と尋ねてみました。するとパパは,このままじっとしているしかないと言いました。

ぎっくり腰の程度は軽症だったらしく,10分くらいしたらパパはゆっくり歩き出しました。そのままソファーへ向かい,仰向けの姿勢で安静にすることになりました。

パパは20代前半のとき,初めてぎっくり腰になったそうです。以来,たびたび腰を痛めているそうなんですよ。30分くらい経って,だいぶ動けるようになったのか,クローゼットから腰痛ベルトを取り出し,腰に巻いていました。こうすると,腰の状態が安定するそうです。(私も筋トレの真似をするときはベルトをするので,効き目は理解できました。)

私ね,ソファーの上でパパが仰向けになっているときに,少し考え込んでしまいました。「腹上死の危機って,だれにでもあるんだろうな」と思ってしまったのです。今回はぎっくり腰でしたが,べつの発作(それが何であるかは分かりません)が起きることもあり得るのです。

同時に,ばい菌部屋で腹上死しちゃった人の話を思い出しました。年配の人が通う店では,珍しい出来事ではないそうなんですよ(俄かには信じがたいのですが)。そのお話は,日を改めてしましょう。