2010-03-28 ソニー・エリクソンXperia触ってきました
本日のお昼,ソニー・エリクソンの「Xperia」(以下,エクスペリア)をお触りしてきました。⇒製品サイト
エクスペリアは,docomoのスマートフォンだそうです。
少し触っていたのですが,待ち受け画面に戻れなくなってしまいました。ソフトウェアの不具合なのでしょうか。触り始めてから30秒くらいで操作不能になってしまいました。
私は,docomoのお姉さんを呼んでみることにしました。もしかしたら,私が知らないだけで,一発で待ち受け画面に戻す方法が,あるのかもしれないのです。(可能性は低いですが。)
するとどうでしょう。docomoのお姉さんも,やっぱり元に戻すことができませんでした。結局,電源をオフ・オンで再起動してもらいました。まだ未完成なのでしょうか。毎週,ソフトウェア更新する羽目にならなければ良いのですけどね。
何がしたいのか分からない
さて,冒頭から飛ばしてしまいましたね。
私は,docomoのお姉さんに監視されながらエクスペリアを弄ることになりました。
率直に言って,この製品は不出来だと思いました。目指している世界がぜんぜん分からない。エクスペリアは,「新感覚エンタテイメントマシン」だそうですが,そんなものを求めている人がどれくらいいるのか疑問です。
まるで歌手の倉木麻衣ちゃんみたいなんですよね。宇多田ヒカルの紛い物としてデビューしたけれど,宇多田ヒカルを超えることはなかったのです。
もう,予約してしまった人には申し訳ないのですが,素直にAppleのiPhoneを買った方がいいと思いました。
野蛮な電子玩具
エクスペリアを散々,虚仮(こけ)にしてしまいましたね。
私ね,「スマートフォン」と呼ばれている分野の製品って,ただ時間を盗むだけの野蛮な電子玩具が多い気がします。電車の中で弄っている人を見かけると,機械に使われているみたいで可愛そうだなと思ってしまうのです。
元々,PDA(Personal Digital Assistant)って自分で入力した情報をコンピュータで処理して,効率よく引き出すための道具だと思うのです。ところがいまは専ら,外から情報を持ってきているのではないでしょうか。
情報を生産するための道具だったはずなのに,情報を消費する道具に様変わりしてしまったのです。うまいこと業者に乗せられていると思います。
私がほしい製品
いま原点に立ち戻り,情報を生産する道具として私がほしいと思う製品の方向性を語ってみようと思います。
それは知識を知恵にできる道具です。自分が考えていること(頭の中身)を他人に伝えることができる道具です。使えば使うほど,美しく洗練された存在になれる道具です。
これだけでは抽象的すぎて,何が出来れば良いのか分からないかもしれません。現在の技術で実現可能なものとして,たとえば以下の機能がほしいのです。
- 通話内容をテキストに変換できる。通話記録をファイル保存し,あとで時系列・話題別に引き出すことができる
- 断片的な大量の情報を整理し,秩序だった形で取り出すことができる
- 少ない手間でマインドマップを描くことができる
- 言葉遣いを分析し,文法的におかしな言い回し,語彙不足を指摘してくれる