2012-11-27  さよならイケメン喫茶II

過去に,お話したイケメン喫茶問題。最近になって,進展がありましたのでご報告します。

初代イケメン喫茶

2006年8月ごろ,某駅地下の飲食店街にあったイケメン喫茶です。このお店は,開店当初から,店員が全員イケメンという特徴を前面に押し出して営業していました。

ところが,翌年,2007年初夏には業者が変わり,普通の喫茶店になりました。イケメン店員は全員,クビになってしまいました。

その喫茶店も,2012年秋に閉店いたしました。

現在は,喫茶店ではなく,保険の案内窓口のお店になっています。

あの物件は,最初から飲食店に向かないのかなと思いました。人通りは多いのですが,おそらく,人の種類が飲食店に向いていなかったのでしょう。

最初のお店は論外として,2番目のお店は,5年続きました。重症の地雷物件でもないのでしょうけれど,撤退したところを見ると,儲かる店舗でなかったことだけは確かなようです。

イケメン喫茶II

某B級アイドルグループに所属する男の子が働いていた飲食店です。某駅前の商業ビルに入居しておりました。

店子さんがアイドルって,ファンにとっては夢のようなお店なのです。

イタリアン・レストランだったみたいなのですが,お味は本格的ではなく,喫茶店並みでしたので,喫茶店ということにしておきましょう。(正確には,たまたまアイドルグループの一員が働いていたお店だというだけで,アイドル喫茶として営業していたわけではありません。)

さて,そのイケメン喫茶IIは,11月末で閉店することになりました。

私ね,あのお店は,閉店しても仕方がないのかなと思っています。

だって,末期のパスタの味ときたら,悲惨だったんだもの。なんでもバターを絡めてギトギトにすればいいと思っているみたいで,美味しくなかったのよ。

イケメン喫茶が成立しない理由

こうして,市内のイケメン喫茶は,消滅いたしました。もしかしたら,まだ生き残っているところがあるのかもしれませんが,私の知るお店は,ひとまず,すべて片付いてしまいました。

さて,私なりに,イケメン喫茶が成立しない原因を考えてみましたので少々。

理由は,単純です。イケメンは,身だしなみに維持費が掛かりすぎるのです。喫茶店の店子をしていたのでは,稼ぎが少なすぎるんだと思います。

イケメン店員の年齢は,24歳くらいなのです。高校生でもなければ,大学生でもない。喫茶店の店子の給料は,たいてい最低賃金ですから,それではイケメン店員は,生活できないのです。

イケメン店員は,喫茶店なんか辞めて,水商売をすれば収入は3倍程度になるのかもしれません。