2012-12-28  昼ドラ「幸せの時間」最終回

ドラマ「幸せの時間」の最終回を観ました。以下は,私なりの説明です。

一家四人が自宅の居間に集まり,行方不明になっていた燿子(神楽坂恵,かぐらざか・めぐみ)の話をしていると,家が轟音を立てながら崩れ出しました。

家族が慌てふためく最中,何者かが外部から家の窓を割り,窓のクレセント錠が開かれました。現れたのは,燿子でした。

燿子は,手に包丁を握り締めていました。

燿子は,達彦(西村和彦)と,心中しに来たのです。

燿子が達彦を刺すのかと思いきや,突如,花屋の俊夫(川久保拓司)が現れ,俊夫が代わりに刺されてしまいました。俊夫は,死にました。

家の崩壊は,いよいよ勢いを増し,燿子は,落下物の下敷きになりました。燿子は,身動きが取れなくなりました。

それでも一家四人は,難を逃れることができました。

場面は,半年後。

達彦と智子(田中美奈子)の夫婦が,復縁することは,ありませんでした。

家の下敷きになった燿子は,遷延性意識障害,俗にいう植物人間になっていました。

達彦は,修(柳沢慎吾)が紹介した町工場で,働いていました。

昼時,達彦の元に,娘の香織(伊藤梨沙子)が訪ねてきました。

香織は,智子が作ってくれたお弁当を,達彦に手渡しました。娘の香織は,「良かったね。パパ」と言いました。

――というわけで,「いろいろあったけれど,いま私たちは,幸せです」っていう,昼ドラにありがちな終わり方でございました。何しろ題名が,「幸せの時間」ですからね。

前回,ご紹介した絵里子(筒井真理子)ですが,最終回のひとつ前の回で病死しました。「死ぬ死ぬ」言いながら,なかなか死んでいなかったんですね。役作りのためか,痩せて,ひと回り顔が小さくなっているように見えました。