2013-10-14  ドトールの娘たち―端に避けてお待ちください―

私は,ほぼ毎日,コーヒーショップでノマドワーキングの真似をしています。コーヒー片手に,Microsoft Surface RTのキーボードをパタパタと叩いて,優雅なひと時を楽しんでいるのです。

以前は,もっぱら昼食後にコーヒーを飲んでいましたが,最近は,朝から始めてしまうこともあります。

前置きが長くなりましたね。行きつけのお店は何店かあるのですが,今日は,某ドトールコーヒーショップの店員の話をします。どの方も個性的なんですよね。見た目の雰囲気が分かりやすいように,芸能人に喩えてご紹介しましょう。

松たか子

かの「レジ大会」の動画に限りなく近い発声をするお方です。

※参考動画

http://youtu.be/hCdxoyKL_SI

松たか子は,いつも甲高い声を挙げながら,お客さんの注文を裁きます。いまでこそ慣れましたが,最初は,奇声にしか聴こえなかったもので,戸惑いました。

素敵と叫んで,大きな声を出しているかのようだったのです。

松たか子は,お店でいちばん接客が上手いです。どこかで特訓を受けたことがあるのかもしれません。

剛力彩芽

黒メガネを掛けた色白の娘です。

この子は,店内を瞬間移動します。とにかく動きが速くて,びっくりします。

レジ打ちもコーヒーの渡し方も,テーブルの吹き方も雑なのですが,クロック周波数が過剰に上げられているかのように高速に駆動します。

百人力なのかもしれません。

後藤真希

ドトールは,セルフサービスのお店です。

レジでコーヒーを頼んだら,コーヒーが出てくるまでレジの前で待っていなければいけません。

そのとき,たいていのお客さんは,つぎのお客さんのために一歩先に進んで待ちます。ところが,中にはそのことに気づかない人がいます。

立ち位置が悪くて,邪魔になってしまう人がいるのです。

そんなとき,ある店員の発言を耳にして,私はその場で仰け反りしました。

かの後藤真希似の娘です。

はしによけてください」って言ったんですよね。

私はそれが,「端に避けてください」だと気づくまで,少し時間が掛かりました。ほんの一瞬でしたが,考えてしまったの。「え?」って思ったもので。

その事件から数日後,またしても後藤真希は,別のお客さんに向かって,「はしによけてください」と言っていました。どうも,本人は,とくにおかしな言い方だと思っていないらしい。

私もそのうち,「はしによけてください」と言われてしまう日が来るのかもしれません。その時こそ,民主主義の破滅であり,一撃が加わる時です(意味不明)。