2014-09-03 WIRELESS GATE+ヨドバシの480円SIM
「ヨドバシカメラオリジナル・WIRELESS GATE WiFi+LTE」を導入しました。
http://www.wirelessgate.co.jp/sim/service/ydsim/
このSIMの発売日は,9月1日でした。私ね,わざわざ8月下旬に予約していたのですよ。店員さんが,物凄く面倒臭そうに応対してくれたので,久しぶりに私の中のポンキッキが開きました(ふめい)。
製品特徴
- MVNO(Mobile Virtual Network Operator,仮想移動体通信事業者)のSIM
- 月額利用料は480円
- 通信速度は最大250kbps
- データ通信専用
- SMS(ショートメッセージサービス,電話番号宛の短文メール)機能なし
- 公衆無線LANの使用権付き
使ってみたら
日ごろ愛用しているSO-01C(Android 2.3.4)に導入してみました。
SO-01Cは,3G(HSDPA)端末です。480円SIMは,LTEだけではなくて,3G端末でも使えるのです。
最大通信速度は250kbpsらしいのですが,体感速度は,予想よりも若干,速いくらいで御座いました。まだ契約者数が少ないのなら,速くて当たり前かもしれません。この先,契約者数が増えれば,じわじわと遅くなっていくのかもしれません。
さて,私は以前,980円の「イオンSIM」を使っていました。今回は,980円SIMから480円SIMへの乗り換えなのです。
「どんだけケチなの?」と思った人がいるかもしれません。
私ね,Android端末の「月」(日じゃなくて)の通信量が30MB-200MBなのです。出先でGoogle Mapを見たり,ちょっとした調べ物をしたりするときに使っているのですが,使用頻度は高くないのです。
公衆無線LANは期待外れ
「WIRELESS GATE WiFi+LTE」には,同社が提携している公衆無線LANのアクセス権が付いています。製品名に「WiFi」が入っているのは,そういう意味なのです。
公衆無線LANのアクセスポイントへ接続するには,AndroidまたはiOSの専用アプリを使います。接続には,EAP-SIMという認証方法が使われるらしい。SIMの個体識別番号を使って認証する方式だそうです。
私ね,LTE/3Gと公衆無線LANは,端末を分けて使えるものだと期待していたのです。Android端末では,3Gだけを使って,Surface RTで公衆無線LANを使いたかったのですが,SIMがないとだめというわけで,秘めた野望は見事に打ち砕かれました。
EAP-SIM認証は,端末に専用アプリをインストールしておくと,アクセスポイントに自動的に繋げてくれるという代物です。この専用アプリなのですが,試してみたところ,動作が不安定でした。
時折,ANR(Application Not Responding)が出るんですよね。「アプリケーションが応答しません。『強制終了』『待機』」っていうあのダイアログです。
というわけで,公衆無線LANの使用権は使わないことになりそうです。