2014-11-08 市内スポーツクラブ―小熊のお兄ちゃん―
私が通い詰めている某スポーツクラブでは,たまに珍しいお客さんが現れます。最近,注目しているのは,ある30代の小熊とその妹さんです。
ああいう場所に,「友達同士」「妻と夫」で来るっていうのは,ありがちなのですが,兄妹で来る人たちって珍しいのです。
どうして,そのふたりが兄妹だと気づいたのかというと,妹が,小熊に,「お兄ちゃん」と話し掛けるからなのです。
「お兄ちゃん,先に行ってるね(びっくりマーク)」
「お兄ちゃん,そんな重いの持ち上げてスゴイ(びっくりマーク)」
――などなど,妹が話し掛けるたびに,小熊は照れたような顔をします。その表情が,たまらないのです。
私は,ロッカー室や浴室で小熊を見掛けるたびに,「お兄ちゃん(びっくりマーク)」とデンパを送信してしまいます。もちろん,デンパが受信されることは,ありません。もし,受信してしまったとしたら大変です。精神攻撃でしかありません(なぞ)。
話が逸れましたね。妹さんは,ぜんぜん小熊ではありません。似ているのは,背丈くらいなもので,それ以外は,似ても似つかない感じなのです。
実は血縁がないだとか,そういう話に持っていくと私の性格が悪いみたいに思われますので避けますが(ふめい),ふたりの仲が良いことだけは確かです。