2015-08-30  用紙のミシン目から約1cmの場所にスジ状の線が入ってしまう

キヤノン:コンパクトフォトプリンター SELPHY CP910

http://cweb.canon.jp/cpp/lineup/cp910/index.html

用紙のミシン目から約1cmの場所にスジ状の線が入ってしまう

http://cweb.canon.jp/pls...

Q:用紙のミシン目から約1cmの場所にスジ状の線が入ってしまう

更新日 : 2015年3月20日

文書番号 : Q000083714

A:

印刷画像により多少見え方の違いはありますが、本プリンタの印刷の 仕組みにより発生してしまうものであり、避けられない現象です。

このプリンタ,出力結果に引っ掻き傷のような線が入ってしまうらしいのです。製品の仕様だから,どうしようもないということなのです。

ここまで堂々と製品の欠点を公表するとは,さすがキヤノンですね。あえて断っておかないといけないくらい,出力結果に関する苦情が多いのかもしれません。

さて,このプリンタは,熱昇華型の熱転写式です。昨今,主流のインクジェット式ではありません。

インクジェット式は,インクの吹き出し口が目詰まりしたり,それを防ぐために「クリーニング」と称して,プリンタの電源を入れるたびに印刷とは無関係にインクを消費したりします。はっきり言って,詐欺みたいな商品なのです。「たまにしか印刷しない」という場合には,適していません。

熱転写式は,印刷した分だけインクリボンを消費します。またインクリボンは,開封したものであっても常温で保存する限り,劣化することはありません(私の経験上)。

というわけで,SELPHY CP910には,ちょっと期待していたのですが廉価品にありがちな地雷持ちのプリンタだったようで,なんとも残念でございました。