2018-12-31  轟(ゴク)くんに会えない原因が判明

轟くん(仮名)は,某家電量販店の某カメラの携帯電話売り場の店子さんです。

ある日,某氏から,「すごく可愛い子を見つけたのよ。あなたもぜひ見てきてちょうだいね」と調査依頼されました。

その某カメラ,私の日々の巡回コースで御座いまして,かなりの頻度で通っているのです。でも轟くんが,どんな人なのかまったく記憶にない。興味がないから記憶に残っていないだけなのかもしれないのですが,なぜ轟くんに会えないのか原因が分からなかったのです。

某日,轟くんを探すべく,某カメラの携帯電話売り場を調査することにしました。軽く眺めるだけでは見つけられそうにないので,ひとりひとり名札をじっくり見て轟くんを探すことに。買う気もないのに,なんて迷惑な客なのでしょう。いいえ,客ではありませんね。ただのドキュンです。

さて,じっくり観察したはずなのに,やっぱり轟くんは居ないようでした。

そのとき私は気付きました。轟くんは,遅番の人なのではないかと。

私は何でも,朝から始めがちなのです。某カメラは開店から閉店まで10時間以上あるので,朝一番から出社する人と,若干遅めに出社する人がいないと売り場を維持できないはずなのです。

というわけで後日,13時ごろ調査してみたら,ついに轟くんを見つけることができました。某氏がいかにも唾を付けたがりそうな風貌でしたが,それ以上に,高校時代の同級生「N口くん」にそっくりだったので,私は思わずニヤリとしてしまいました。

N口くんは,「三度の飯よりもセン◎◎好き」という人で御座いまして,よくそんな下らない話をしていました。いま目の前にいる轟くんも,「セン◎◎仙人なのかな」と私は思いました。