2020-09-28  市内某ばい菌部屋―小熊の身体測定―

8月の某日,市内某ばい菌部屋を調査してきました。

昨今の新型コロナウィルス騒動により,ばい菌部屋の経営は大打撃を受けていると想像できるわけですが,実際のところどうなのでしょう。

近場の某ばい菌部屋は入店時に検温はもちろんのこと,携帯電話番号の届け出まで必要らしい。ずいぶんと,おかしなことになっているわけです。お店がどう運用されているのか興味があったので,調査してみることにしました。

ばい菌部屋に潜入

ある日曜日の20時,市内某ばい菌部屋に行ってみました。

そのお店には過去に何度か行ったことがあるのだが,日曜日の20時台はいつも閑散としていました。興味本位で立ち寄って,好からぬ病気に感染していたらバ◎みたいなので,リスクの低い曜日時間帯を選んだわけなのです。

ばい菌部屋の受付にて,まず注意書きの文章を読むように指示されました。内容は入店時の手指の消毒,検温,体調の悪いときは利用するなといった平凡な事柄ばかりで,大したことは書かれていませんでした。

着替えを済ませてシャワーを浴びて‥‥という具合に準備段階はいつも通りだったのだが,ひとつだけ違うことが。店内のお客さんの人数はゼロ人。本当にゼロ人。

来店者ゼロ,感染リスク限りなくゼロ,ミックスルームに002の空き箱あり(ふめい)というわけで予想通りの展開でございました。調査が済んだので私はさっさと帰ることにしました。

さて,退場するとき,受付の床に体重計が置かれていたことに気付きました。このお店は太目の人お断りなのです。巨漢までいかなくても,店の雰囲気に合いそうにない体型の人は,受付で体重を量って帰らせるのでしょう。

小熊の身体測定

後日,知り合いの某小熊に「例の店に行って来たよ」とSMSで連絡してみました。

小熊は,「こんな時期にあんな場所に行くなんてどうかしている(びっくりマーク)」という具合に,ずいぶんとご立腹だったようです。それは,ごもっともなご意見なのです。

しかし小熊は引き続き,私の行いとは無関係な店の悪口を延々と送りつけてきました。

私は,「さてはこいつ,あの体重計に乗せられたことがあるな」と思いました。

説明が最後になりましたが,その店は数年前に店長が変わったのです。開店当初は体重制限なんてなかったのですが,店長が変わったと同時に種々の入場制限が設けられたのです。

そりゃ,受付で「あなた重すぎませんか?(怪しいな)足元にある体重計で体重を量ってみてください。何キログラムか教えてもらえますか?」なんて言われたら腹立たしいですよね。

小熊たちは見た目の強靭さとは裏腹に,内面は繊細でとっても傷付きやすい生き物なのです。小熊のくせにね。(なぞ)

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