2021-10-10  熱すぎるお風呂の笑えない事情

某日,市内某スーパー銭湯を調査することにしました。

そのスーパー銭湯は,自宅からちょっと離れた場所にあります。いつも通っていた近場のスーパー銭湯が閉店してしまったので,替わりに行ってみることにしたのです。「前回,行ったのいつだったかな」と思って,Microsoft Outlookで自分の行動履歴を検索したら発見しました。「2019年9月29日,時刻は20時から21時」と記録にありました。

さて前回,行ったときにちょっとした事件に遭遇いたしました。電気風呂で徐に大便を発見したのです。広めの電気風呂なのだが,浴槽の底にしっかりとした量の大便が沈んでいました。べつにそのことが原因ではないのですが2年間,疎遠になっていたのです。

今回も問題の電気風呂に入ってみることにしたのだが,片足を入れてみてお湯がなんだか熱いことに気づきました。両足を入れて数歩歩いてみたのだが,耐えられないくらい熱かったので,電極に辿り着く前に電気風呂から出てしまいました。たしか2年前は丁度,良い湯加減でした。一体,いつからこんな熱すぎるお風呂になったのでしょうか。

その場では,なぜ電気風呂のお湯の温度が高くされているのか疑問に思わなかったのだが帰宅中,歩いているときに気づきました。

あの電気風呂で排便する常習犯が存在していたとしたら,犯人を追い出すために日々,お湯の温度を上げていったのではないだろうか。結果,ありえないくらい熱いお湯になってしまったのではないかと。

お湯を沸かすには,当然ながら燃料代が掛かります。お店にとって,お湯の温度は低い方がありがたいはずなのです。でも,わざわざ温度を上げなければいけない理由があったわけで,それが排便対策なのではないかと。

たまにテレビ番組で,湯船のお湯が熱すぎて入れない銭湯を面白おかしく紹介していることがあります。店主は笑いながら適当なことを言って話を逸らしがちなものですが,裏には笑えない事情があるのかもしれません。