2023-01-14 市内大衆浴場―新春肝試し&売れ残りババ抜き大会―
報告が遅れました。5日,市内某大衆浴場を調査してきました。訪ねたのは大晦日に調査する予定だったお店です。
新春肝試し
21時半,お風呂屋さんに到着。
脱衣所で服を脱いでいる時点で,今日も碌でもない連中が集まっている予感がしていたのですが,お風呂場に入ってみて予感は的中しました。
一般のお客さんを除いた業界人の平均年齢は,50歳くらいでしょうかね。総勢10人ほどいらっしゃいましたが,羽化中の妖怪みたいなのが幅を利かせている異常事態。
まさか新年早々,肝試しをすることになるとは夢にも思いませんでした。
大晦日に行かないで正解でしたね。大晦日に似たような顔ぶれに遭遇していたら私,立ち直れなかったかもしれない。
売れ残りババ抜き大会
閉店時刻がじわりじわりと近づくのと呼応して,サウナ室の扉の開閉が激しくなってきました。
あの面子で何かがどうなるわけではないと思うのですが,みんな必死なのです。傍から見ると,だれが本当の売れ残りの婆であるかを決める戦いをしているようにしか見えないんだけどね。
私は閉店15分前にお風呂から上がりましたので,ババ抜き大会の結末は不明。私が帰る頃には閉店5分前になっていましたが,大半の少女たちはまだ風呂場で頑張っていましたので,決戦だったのでしょう。
「閉店5分前でもお風呂場にいる人って,帰る準備に掛かる時間を考えていないの?」と思った人がいるかもしれません。
本当に何も考えないで長居している人もいますが,帰り支度がびっくりするくらい手早い人もいます。こういう人はタオルで軽く体を拭いたかと思ったら,パンツも穿かずにスウェット上下を着て終わりです。夏場であれば靴下すら履かない。
よって閉店1分前にお風呂場から出て閉店時刻と同時に退店することも,人によっては可能。
常連さんたちへのお願い
脱衣所にて私はお店から出る際に,ゴミ箱に空き缶を捨てようとしました。すでに靴下を履いていたのですが,ゴミ箱の周りの床がべちゃべちゃに濡れており(光の加減で気付かなかった)靴下が少し濡れてしまいました。
店内に「常連さんたちへのお願い」と称して「銭湯の利用方法をよく分かっていないお客さんがいます<中略>強く叱らないでください」みたいな文面の張り紙があったんですよね。
私は「こういうことか」と思いました。過去に似たような事件が発生した際に,激昂した人がいたんでしょうね。
この日の調査は散々な結果になりましたね。熊や小熊が出入りしていないことだけは分かったので,つぎは別のお風呂屋さんを調査することにしましょう。