2023-07-17  「お悔やみ欄」の確認係に任命されました

7月から私の朝の日課が増えました。

それは朝刊の「お悔やみ欄」に目を通すこと。お悔やみ欄とは故人の氏名,葬儀,告別式の日程などが掲載されている新聞の欄のことです。

事の発端は先月に遡ります。

数年前から入退院を繰り返していた某Kパパが,いよいよ病死するのではないかと心配されているのです。

何のご病気なのか正確には分かりませんが,以前から腹水が溜まる症状があったそうです。それが今春からは胸水も溜まるようになり,病状が思わしくないのか映画館や駅前便所にも顔を出さなくなりました。

6月になるとKパパに電話を掛けると本人ではなく,娘と名乗る人物が電話に出るようになりました。この段階で,いよいよ危ないのではないかと緊張が高まりました。

Kパパのことを心配しているのはIパパなのですが,Iパパは新聞を取っていません。そこで私が毎朝,お悔やみ欄に目を通してKパパの安否を確認することになったのです。

私ね,お悔やみ欄を眺めるようにはしていますが,安否確認に失敗するんじゃないかなと思っています。

理由はKパパが大嘘付きの人だからです。まずKパパがIパパに教えたとされる名前が本名なのか疑わしい。年齢も住んでいる場所も,どこまで本当なのか分からないのです。載っていたとしても見逃す恐れあり。

出入り禁止になっている店,多数。もめ事が絶えず敵が多かった人なので,葬式の日なんか知られたらどんな仕返しをされるか分かったものではありません。だからそもそも新聞に載せない気がするのです。