2023-07-30 商売するって大変ねと思った話
日立「ピュアクリエ HLF-Z5000」
日立ピュアクリエ・HLF-Z5000は,次亜塩素酸加湿器という製品らしい。部屋の空気中を漂う菌やウィルスの抑制と加湿が同時にできる優れものなのです。市内某カメラにて,厄介者扱いされているかのように展示品が投げ売りされていました。
新品の店頭価格は80,000円くらいだったようです。展示品の最初の価格は11,800円。これが7,980円になったかと思ったら1,180円値引きして6,800円に。さらに小競り合いが続いて5,900円→5,000円になりました。
この製品に関して調べてみると,初期不良が多いという悪い評判あり。さらに調べを進めていくと消耗品が割高なことに気付きました。気化式の加湿器はフィルターが汚れたり劣化したりするので,定期的にフィルターの洗浄・交換が必要なのです。日立の加湿器って聞いたことがないのですが,知名度が低いせいもあってか割安な非純正の消耗品が存在しません。
次亜塩素酸を発生させるには塩化ナトリウム(食塩)が必要。純正品は300回分で4,000円くらいします。ただの塩ごときに何千円もお金を払う気が起きるか疑問。
それでも数日後,再調査した際に品物が見当たりませんでした。たぶん売れたんだと思います。だれがお買い上げになったのか知りませんが,初期不良が頻発している製品を保証書なしで買うだなんて私には真似できません。
某ばい菌部屋の対象年齢
いつからなのか不明なのですが,市内某ばい菌部屋の年齢制限が緩和されていることに気付きました。
以前は実年齢45歳以上お断りだったのです。いつの間にか実年齢50歳未満で見た目が若ければ入店可になったそうです。この「見た目が若ければ」という条件は曲者です。入店審査は受付を担当する店子の感性に左右されがちなので,どこまで適切に運用できているか不明。
お店にとってオヤジは,歓迎される客ではありません。しかし「背に腹は代えられない」とはよく言ったもので,経営のことを考えたら妥協するしかなかったのでしょうね。
なぜお店が妥協せざるを得なかったのかというと,店の見込み客(来店する可能性のある客)を18歳から60歳だと仮定した場合,45歳以上を排除してしまうと約44%の客を失うことになるからなのです。ちなみに50歳の人口がいちばん多い。
商売するって大変なのです。
夜間のそば屋
私はほぼ毎日,市内某地下街を通ります。
某日22:25頃,7人くらいの会社員の集団があるそば屋に入店しようとしていました。普段であれば22:30頃に店仕舞いしていると思うのですが,店はお客さんを受け入れていました。
私は「いまからお蕎麦を出して後片付けしていたんじゃ今日はお店の人,残業になっちゃうわね。商売するって大変ね」と思いました。しかし同時にある疑問が浮かび上がりました。
食材の管理ってどうなっているのかなと思って。本来であれば,あと数分で廃棄されるはずだったお蕎麦とお汁(それとちょっとした具材?)が振舞われたってことになるのでしょうか。
普段どれくらいの食材を廃棄しているのかなと思いました。この近辺の事情は,飲食業に従事してみないと分からないのかもしれませんね。生々しい話になりそうなので,知りすぎると外食を利用できなくなるのかもしれません。