2024-06-21  パパたちの間で煙草を減らす努力が流行中

久しぶりにIパパと雑談する機会がありました。

パパのマンションの一室にて,パパは「ちょっと煙草を吸いに行く」と言いベランダに出たものの30秒ほどで帰ってきました。

どういうことなのか尋ねてみたら,最近は1回吸ったら終わりにしているそうです。灰皿を見てみたら,先端が焦げただけの煙草が何本も転がっていました。いっそ吸わなければいいのにと思うのですが,止めることはできないそうです。Iパパだけではなく,Wさんも煙草をあまり吸わなくなったといいます。

事の発端は,Kパパなのです。Kパパは昨年10月お亡くなりになりました。

Kパパが亡くなる数年前,Kパパは肺の機能が低下しており少し歩くとすぐに息切れしてしまい,休み休み歩かなければならない状況に陥っていたそうです。

IパパはKパパのみすぼらしい姿を目の当たりにして,「ああはなりたくない」と思ったそうです。

Kパパはかなりのヘビースモーカーでした。Kパパの直接の死因が肺の病気だったのか分からないものの,仲間内で「煙草が悪かったのではないか」という話になりパパたちの間で煙草を減らす努力が行われるようになったのです。

以前は,「煙草が体に悪いなんて嘘じゃないだろうか。周りに死んだ人なんか一人もいないし」なんてよく話していたのにね。

依存性があると言われているものには,注意が必要です。軽い気持ちで手を出すと自分の意志では止めることができず後悔することになります。