2024-07-11 はじめての医療脱毛―丁寧な根性焼き―
6月下旬,市内某美容外科クリニックで医療レーザー脱毛を受けてきました。
お姉さんの勧誘
クリニック内の打ち合わせ室にて,施術を受ける前にお姉さん(25歳くらい宮里藍似)とカウンセリングすることになりました。お姉さんの仕事は医療サービスの説明と代金の徴収です。
私が要望した脱毛の箇所はVとIです。肛門周りのOを追加してVIOをひとまとめに脱毛するのが普通なので,お姉さんはVIO脱毛を勧めてきました。私は「Oはいらない」とやんわりとお断り。
つぎにお姉さんは化粧品を勧めてきました。美白効果のある化粧品を使うと肌が明るくなり,次回から脱毛の効果が高まるとのこと。
私は「そうやって余計な物を売りつけて客単価を上げる作戦なのね」と呆れながら,引き続きお姉さんの説明に耳を傾けました。
お姉さんに散々,喋らせておきながら最後に「化粧品はいらない」と冷たく告げてお断り。お姉さんはさらに二度,同じ化粧品を勧めてきましたがすべて跳ね除けました。
さっさと会計を済ませていよいよ施術です。
丁寧な根性焼き
担当はお姉さんから看護師の男性(50歳くらい)に交代。私は施術室に案内されました。施術室は小部屋でした。全部で10室くらいあったのかもしれません。
着替えを済ませたところでようやく医師が登場。先生は肌の状態をちらっと見ただけで去っていきました。レーザー脱毛を施術するのは看護師なので,先生の出番はこれで終わり。
医療レーザー脱毛の痛みは丁寧な根性焼きのような,ごく軽いものでした。事前情報ではかなり痛いと聞いていたので拍子抜けしました。他人の体験談は当てにならない。
痛みを軽減するために照射部からは冷却ガスが放出されており,レーザー照射と冷却が同時進行するように工夫されているのです。
施術後,肌が乾燥したのかパサパサした感じになりました。3日間,ワセリンを薄く塗っていたらだいたい落ち着きました。
Vラインの盲点
Vラインの脱毛範囲が思ったより狭い。
「ビキニブリーフとだいたい同じ範囲の毛を処理してくれるのかな」とぼんやり想像していましたが,かなり毛が残る印象。はみ出た箇所は追加料金で脱毛できるのですが,今後どうするか考え中。
施術後もレーザー脱毛した箇所の毛はしばらく伸び続けます。1週間後あたりから自然に抜け落ちますが,まるで「フリカケ」に入っている細長い海苔が部屋のあちらこちらにばら撒かれるような落ち方をするので汚らしい。
市販の脱毛ワックスシートを使って除毛すればすっきりしそうですが,クリニックからは「毛抜きで抜くな」と説明されています。「放っておけ」という意味でしょうから,下手に触らない方が身のためなのでしょう。