2025-08-17 arrows We2 Plus F-51Eを調達―レグザフォンの呪縛―
久しぶりに楽天モバイルの話題なのです。
先週,スマートフォンをFCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)の「arrows We2 Plus」に変えました。
Galaxy A7の最期
今まではSamsung電子の「Galaxy A7」を使っていました。
Galaxy A7を5年間も使っていたのですが8月上旬,内蔵のリチウムイオン電池が膨らむというよくある症状が発生していることに気付きました。電池が膨らんで,僅かに裏蓋が浮き上がる状態になっていたのです。
裏蓋は両面テープなのか接着剤なのかどうやってくっつけているのか分かりませんが,まだ本体に張り付いています。しかしながら蓋が取れてしまうのは時間の問題に見えました。手が付けられなくなる前に,スマートフォンを変えることにしたのです。
性能は普通
自分で言うのもおかしな話なのですが,私は毎回,安物ばかり好んで使っている節があります。Galaxy A7はポイント還元を考慮すると実質2,000円程度で入手していました。
「松竹梅」で言うと私は「梅」の製品を選びがちなのです。
「難のある安物を冷ややかな目で観察しながら使う」それが私なりの楽しみ方なのです。
今回,調達したarrows We2 Plusは49,900円でした。(楽天市場価格。消費税込み,送料込み)
価格は最近の製品にしては安価なのですが,性能は「竹」の製品です。使ってみたところ至ってお利口さんであり,不思議な動作をまったくしないので少し物足りない。
レグザフォンの呪縛
業界関係者なら気付いていると思いますが,現在のarrowsシリーズは東芝REGZA Phoneの系統です。
私は2010年に発売された初代REGZA Phone T-01Cを所持していた時期があります。arrows We2 Plusを使ってみたら初代REGZA Phoneの面影がまだ残っていたので驚きました。
まず日本語入力システムにはT-01Cと同様,ジャストシステムのATOKが使われています。キーボードの見た目に既視感あり。つぎにシステムアプリを表示する設定にしてみたら「NX!ウィジェット」というアプリが存在していました。この「NX!」というのはT-01Cでもよく見掛けた呼称です。NXが何の略なのかは知らない。
T-01Cは主記憶容量512MB,OSはAndroid 2.1→2.2のくせにワンセグチューナ,テレビ番組の録画,DLNA対応(外部機器へのコンテンツ配信,外部機器からのコンテンツ視聴)を筆頭に身の丈に合わないメディア機能を詰めるだけ詰め込んだ製品でした。
arrows We2 Plusにワンセグ放送を受信する機能はさすがにありませんが,替わりなのか何なのかFMラジオのチューナが搭載されています。さらには自律神経計測センサという誠に不可解なデバイスも搭載されています。どういった原理で測定するものなのか不明ながら,枕元に置いて睡眠時間を計測する機能もあり。
健康管理機能の充実を図っているみたいなんですよね。いらない機能を載せたがるという意味で,未だにレグザフォンの呪縛に囚われている感あり。
開発陣の顔ぶれはあまり変わっていないのかもしれません。最初から海外市場への展開を諦めると,国内のごく一部の消費者に媚びるようになりニッチな機能で勝負しがちになるのかもしれません。
最後にまとめて
- 誤操作の原因になるのでExlider機能(電源ボタンを触って画面スクロール)は解除して使っている
- 誤操作の原因になるのでスライドインランチャー機能も解除
- 初期設定ではATOKのQWERTYキーボードに独立した数字キーは表示されないが,設定を変えれば数字キーを表示可能。初期設定は画面が狭かった時代の名残なのか
- FMラジオ機能を試してみたが,イヤホン端子に接続した有線イヤホンをアンテナとして使うのはまだ納得できるものの音声の出力先はイヤホンのみであり,本体スピーカからは音を出せないって一体どういうつもりなのか
- 楽天モバイルのキャリア端末なのに工場出荷時状態では,楽天がらみのアプリがひとつも入っていなかったので驚いた。Google Playから自動ダウンロードする仕掛けになっているらしく,本体設定を終えて放置しておいたら知らぬ間に楽天のアプリがダウンロードされていた