2000-01-21 してはいけないことだとわかっていながら
「最近の出来事 ケイスケくんへ #2000-0113-01」でもお話した4年生の卒論なのですが,私は4年生以上に卒論を楽しんでおります。午後5時,私は某特論のレポートを仕上げようと思って,ゼミ室で教科書(とにかく難しくてワケの分からない本)を眺めていました。すると,4年生の某M村くんが訪ねて来ました。この瞬間,とても不吉な予感がしました。
彼が言うには,明日のゼミで卒論の途中経過を発表するのだが,それが全然できていないらしいのです。それで院生に助けを求めに来たというわけです。しかも某M村くんの卒論はM2の人が担当しているというのに,彼はM2をあまり充てにしていないらしく,この私をご指名。仕方がないので,彼の卒論を見てあげることにしました。
何分他人の研究なもので,最初はあまり気が進みませんでした。でも作業を進めていくうちにだんだんヨクなってきてしまい,気がつけば時間は午後11時。「してはいけないこと」だと分かっていながらも,卒論の核をほぼ完成させてしまいました。それにしても,他人の研究だと無責任に作業を進めることができるから(失敗しても「失敗しちゃった」で済む),気楽でいいものですね。