2000-11-28  CATVで激怒

自宅にアナログCATV(cable television:有線テレビ)が導入されました。映し出された映像を見て,私は言葉を失いました。噂には聞いていたけれど,ケーブルテレビは画質が悪すぎます。一部にはきれいなチャンネルもあるんだけど,ほとんどのチャンネルはS-VHSの3倍モードみたいな画質です。アナログ地上波放送の画質には遠く及ばず,ほとんど詐欺に近いですね*1。ソースの映像が汚いからどうしようもないんだろうけど,それにしても酷すぎる。CSの映像も汚いけれど(あれにはデジタル圧縮特有のノイズ(モスキートノイズとよばれている)が入ります。高圧縮なJPEGファイルが動画になっているものと思っていただければよろしい),ケーブルテレビはCS以上に救いようがないです。

素人の私が見ても明らかに解像度が低くて,色に深みがないんだもの。きっとその筋の人がみたら,激怒してその日のうちに解約するかもしれません。それにしても,ケーブルテレビが普及している国があるというのだから不思議。あんなものが当たり前だと思っている人たちって,どうしようもなく騙されていると思います。

*1 多チャンネルであることは謳っているものの,高画質であることは謳っていません(画質が悪いという説明はどこにもない)。地上波の画質が最低水準だという思い込みをしていたのは,私だけだったのかもしれません。