2001-05-08  悪魔の公開メール

「今朝のサヤカ」と「SAYAKA」はまったく関係ありません。「今朝のサヤカ」を初めて公開したのは2000年9月です。このとき,まだ「SAYAKA」というタレントは存在していなかったはずです。

ちなみに,初期の「サヤカ」は28歳という設定だったのですが,今の「サヤカ」は17歳になってしまいました。具体的な設定資料があるので興味があれば(ないと思うけど)ご覧ください。「サヤカ」という人物は存在しません。なぜなら「サヤカ」は交代人格だからです。

「今朝のサヤカ」のどうでもいい設定資料

エミは17歳,高校2年生ですが3か月間,学校に通っていません。一日中,自室で過ごしています。「月刊マイバースディ」と「クロスワード・ファミリー」が好きで,自宅ではこれらを読み漁る毎日です。

エミはこんな生活を変えたいと切望していました。いつかはまた学校に通いたいと思っていましたし,なによりダメな自分が大嫌いだったのです。潔く行動できない自分が嫌で嫌で仕方がなかったのです。しかし自分の力ではどうすることもできませんでした。何がいけないのか分かっていたけれど,それじゃどうしたらよいのかと自問してみても,自分では答えが出せません。行動に移せません。初めの一歩が踏み出せないことで,エミは苦しんでいたのです。

そんなある日,エミに解離性同一性障害の症状が現われはじめました。太陽が沈んだ頃に交代人格が現われ,その人格は明け方までエミを支配しました。交代人格の名前は「サヤカ」。エミにとって,サヤカは理想像そのものでした。サヤカは我慢することを知りません。快楽を求めるために犯罪を犯すことも,他人を陥れることも平気でします。エミはサヤカの存在を知っています(サヤカもエミの存在を知っています)。しかもエミは,自分の意志でサヤカを抑え込むことができるのに,それをしません。サヤカを疎ましく思うどころか,自分自身を壊すことができる人格に期待と憧れを抱いていたからです。

――というわけで,「今朝のサヤカ」をご覧になるときは,上記のことを頭に入れておいてくださいな。キーワードは「多重人格ヒロ」です(ふめい)。