2002-08-15  6か月予測―第1回―

私が筋トレの真似をはじめて数か月が経ちました(「そんなのいちいち断らなくても知ってるわよ。オラオラ(ふめい)」と言われそうですが,初めて見る人向けにお決まりの挨拶をしておきます)。いままで計測した体重と体脂肪率を集計してみたら,なんだか未来の姿を予想できそうな気配を感じました。今日は,体重と体脂肪率の動向について資料を交えて私なりの見解を述べます。

体重の推移

2002年4月からの体重の推移を図にしてみました(下図,参照)。

体重の推移(2002/4-2002/10)

政治的な理由で縦軸の値には修正を入れているのですが(なぞ),一目で体重が増加していることが分かります。この調子だと2002年12月には筋トレを始める前よりも体重を10kg増やせそうです。(もちろん「増えてしまう」のではありません。「増やす」のです。)

体脂肪率に減少傾向

「体重が増えました。わーい」と言いながら,ただ贅肉がくっついていたのでは元も子もありません。贅肉のつき具合の目安となる体脂肪率を分析することで,健康的な増え方をしているのか検証してみましょう。

体脂肪率の推移(2002/4-2002/10)

上図は体脂肪率の推移です。体重と同じく2002年4月からの値をプロットしてみました。体重が増えているのに体脂肪率はあまり変わり映えしません。だいたい15%程度でしょうか。どうも体重の増え方は健康的だったようです。

体脂肪率が増えたり減ったりしているのには理由があります。私は8月上旬まで,週末に摂食回数を増やして体脂肪率を引き上げるという方法をとっていました。平日は摂食回数を意識して増やさないので体脂肪率は元に戻ります。この繰り返しで体脂肪率が増えたり減ったりしているのです。さて,週末に体脂肪を貯金する方法には限界があるらしく8月上旬から作戦を変えました。夕食後に炭水化物入りのプロテインで栄養を摂取することにしました。観察期間が短すぎて断言できませんが,体脂肪率の減少にやや歯止めが掛かっていると思います。

ところで,体脂肪率は日増しに減少して,そのうち10%台にまで突入してしまうと思った人がいるかもしれませんが,そんなことはありません。このデータには罠があります。標本にクセがあって回帰直線の傾きに意味らしい意味はないのです。

むすび

筋トレの真似とはいえ日々メニューを改善して,効果的に筋トレの真似ができるようにしたおかげか予定どおりに改造が進んでいます。このまま筋トレの真似を続けたら,1年後,2年後の私はどうなってしまうのでしょうか。たとえ理想とは違ったとしても,結果が惨酷だったとしても,みなさん私のお友達をやめないくださいね(最後の最後でなぜか弱気)。