2002-11-23 私に感染したミーム(meme)
先週から1週間,会社をお休みしております。ズル休みではありません。プロジェクト休暇というやつで,仕事の区切りにお休みを頂ける制度があるのです。じつは夏休みも完全に消化できていなかったので,その分もいまお休みしています。さて,普通の会社員である私がまとまった休みを取る機会はほとんどありません。普通なら休み中に旅行でもするんでしょうけど,いつものように自宅でグダグダしております。今日は私がお休み中にしたことをお話します。
矯正歯科へ行く
多い日が続いていたとき,どうにも時間が取れなくて予定どおり通院できていませんでした。「いきなり予約を取ろうとしてもだめかしらん」と思いながら某医院に電話したところ,幸いすぐに都合がつきました。いま私は移動させた歯を動かなくする治療(保定治療)を受けています。この治療に取り外しのできる保定装置を使っているのだが,センセいわく来年の夏にはこいつも使わなくても良いそうです。事実上,来年の夏に矯正治療が終了するらしいのです。矯正治療が終わったら今度は審美治療に取り組みますので,まだまだ先は長いんですけどね。
ちなみに,矯正後の保定治療と審美治療は平行できないそうです(素人目にはできそうに見えるんだけど)。途中で口の中の状態が変ると致命的な不都合があるんだそうです。
デジタルカメラの冬モデルを物色
ヨドバシでデジカメをチェックしました。「FinePix M603」に興味があったので展示品をいじってみたのだが,いま私が使ってる「FinePix 4800Z」よりも高級感がないみたいでがっかりでした。この製品はDVカメラ寄りのデジタルカメラらしいのだが,光学ズームが2倍までしかなくて,しかも望遠レンズも広角レンズも取り付けられないなんて本当にやる気があるのでしょうか。どうせならデジタルカメラではなくて,ソリッドメディア(あるいはHDD)を使ったデジタル・ビデオカメラという位置付けにしてほしかったです。
ヨドバシを後にした私は,東急ハンズでスチロール製(《独語》Styrol)の板を物色しました。私の某有害画像のさらなる作風の多様化・高画質化には,いま以上に光を操らなければなりません。レフ板(reflector:採光反射板)を使って全身に光を当て立体感を強調する作風に挑戦したいのだが,市販のレフ板はただの板のくせに高額です。ようは光を反射してくれればいいだけなので,市販のスチロール板で代用できるんじゃないかなと思ったのです。実際には持ち帰るにしては,板の大きさが巨大すぎて購入を断念しましたけどね。
「TOOT」のボクサーブリーフを買う
「TOOT」は男性下着のブランドです。最近まで知らなかったのですがこの頃,某業界で流行っているそうです。私も流行に便乗してネット通販で購入してみました。おそらく商品が到着するのは来週になると思います。だれも心配していないと思いますが,さすがの私でも下着の試着画像を公開してしまうほど症状は悪化しておりませんのでありからず。
さて私がなぜ「TOOT」を知ることになったのかお話します。某ばい菌部屋を調査したときに穿いている人がいたのです。「あの子の穿いているブリーフなんだか可愛いわ」と思って,お得意の聞き取り調査を決行したところいま話題のブランドなんだとか。お願いして生地をちょっとだけ触らせてもらったら(どこを触ったのかはご想像にお任せします),なかなか良い感触でした。下着のデザインは穿く人を選ぶように見えたのですが,私でも辛うじて大丈夫な気がしたので購入に踏み切りました。それにしても,ばい菌部屋の調査結果を衣食住の参考にしてしまうなんて,ばい菌部屋の文化的な側面を吸収し,別次元で活用してしまう自分に驚きを隠し切れません(ふめい)。結局,某ばい菌の感染は防げても,ミーム(meme:文化遺伝子)の感染は防ぎようがなかったということなんですね(再三ふめい)。
※5年前に下着を買ったときの報告は「最近の出来事 #1997-0901-01 パンツを買ってきたぞ」にあります。なんだか文体が初々しいです。