2003-01-28  量が多すぎて処理に困ってます

いつものことですが件名に深い意味はありません。

私がお勤めしている会社が危ないというお話を以前しましたよね。もしかしたら年内に(早ければお盆前に)Xデーが到来してしまうかもしれません。その日がきたら私も晴れて失業者です。私ったらずいぶん不謹慎なもので密かにXデーが楽しみです。「これで目標管理と経費削減の日々から開放されるわ。あー,さらさらさっぱり」とか「大学のサークルの先輩はもうとっくに会社を立ち上げている。私も早く追いつかなくっちゃ」とか「結局,私って整形費用(毒)を工面するために正社員として働いていたのね。我ながらしたたかだこと」なんて,まるでサヤカさん(なぞ)のような発想なのです。

――と思いを馳せるなかで一つ大問題があります。「会社に仕事がない」のは事実らしいのだが,だからといってみんながみんな暇なのかというと,そうではありません。実際なぜか(もちろん確信犯ですが)私に割り当っている仕事はとてつもない量です。作業予定を書き出してみると,5月までびっしり詰まっています。これでは遅かれ早かれ会社が倒産してしまうとしても,私自身はそれまで多い日に悩まされ続けるのです。量が多すぎて処理に困る日々をすごさなければならないのです。

しかも悪いことに経費削減のための新しい提案,ネタになりそうな新技術がぽんぽん浮かんでしまい,まったくもって自己都合で退職できそうにありません。本当はさっさと辞めてしまって,自分でお仕事を始めた方がよいのでしょうが,やっぱり独りでできることって範囲が限られてしまいますよね。それなら既存の組織で実現した方が私にとって幸せなのです。あ,でもね,私ってけっこうズルいかもしれません。とっておきのネタはぜったいに会社には渡しませんから(なぞ)。もちろんみなさんにも内緒ですよ。