2003-09-15 2003年秋のYUMIウェブ
こんばんは,まだちょっと喉が腫れていますがだいぶ良くなりました。あしたからのお仕事には支障がなさそうです。
さて,秋からYUMIウェブに改修作業が入ります。9割以上のコンテンツのURL(正確にはファイル名)が変ります。この変更は1998年に「高規格化ページへの移行」と称した仕様変更以来の大掛かりなものです。と言いながら普段,閲覧する人はとくに何もする必要はありません。
今回の改修の大きな狙いは,ファイル数増大によるウェブサイトの構造破綻の防止です。「ウェブサイトの構造破綻」という言葉を初めて聞いた人がいるかもしれません。ここではコンテンツの形成に必要なファイルと不要なファイルの区別ができなくなって,運営に支障をきたす現象を指すことにしましょう(一般用語ではありませんので明確な定義もありません)。YUMIウェブはすでに総ファイル数が1,200を超えています。当初の設計ではファイル数の上限はとくに考えていませんが,直感で5,000ファイルが限界です。これを1,000,000ファイル以上でも破綻しないように仕様変更します。(1,000,000という数値は1,000を2乗したことに由来します。)
「YUMIちゃんページ広報室」復活かも
以前,この手のサイト変更のお知らせは「yumi-ii/area_murono YUMIちゃんページ広報室」に載せていました。改めて見てみるとけっこう面白いです。自分で作ったものを自分が面白いと言うと滑稽なものですが,「いままでのぼくは間違ってなんかいない」という青臭い匂いがプンプンしていてなかなかよい感じなのです。
しかもこの時代(といいながらたかだか5年前)は,「1ページあたりのコンテンツデータ容量は64Kバイト以下にすること」といういわゆる64Kバイトの呪縛が幅を利かせていました。「ISDN B1回線で3秒以内にページ概要の把握,9秒以内に全コンテンツデータの取得が完了すること」という今となっては化石のような制限の元,作成されていたのです。もちろん私的な制限事項であって一般的なものではありません。あくまで「いっぱん」的なものです。