2003-10-19  音声収録のなぞ明らかに

「yumi-ii/orange #2001-0816-@649 シラネーヨの生声を求めて」では音声収録の勝手が分からず困っているという話をしました。どうも収録した音声の音量が小さすぎるです。私は「きっとマイクが悪いに違いない」と思い込んで,あれこれマイクの調査を続けてきました。ところが最近になってどうも悪いのはマイクではなく私の用途が間違っていることに気づきました。

私はUA-100で朗読の音声を収録しようとしていました。しかし改めて考えてみるとUA-100の本来の使い方はボーカルの声を収録することなのです。つまりUA-100のマイク端子の利得は「叫び声」を入力するためのものであって,「呟き」を入力するものではなかったのです。これでは音量が小さくなるのは当たり前です。というわけでUA-100で朗読を収録するときは,備え付けのマイク端子を使うのではなくマイクアンプにマイクを接続して,マイクアンプのライン出力をUA-100のライン入力に接続すると良さそうです。でもいかんせん調査不足なもので,本当にこの機器構成でよいのか私にはまだ自信が持てません。

さて「シラネーヨの音声収録ってまだやってたの?もう2年も前の話なのに」と思った人がいるかもしれません。私は作品を5年・10年掛けて育てていく人間なのでべつに不思議なことではありません。シラネーヨのラジオドラマ,シラネーヨのビデオクリップ,シラネーヨの絵本など私には挑戦したいことがたくさんあるのです。