2003-10-27  夜光虫症候群

こんばんは,こんな時間ですがまだ起きています。しばらくお布団の中に入っていたのですが,「りはびり」の起源について考えていたら目が冴えてしまいました。

「りはびり」を語る上で,私は暗黒の10代の生活に触れなければならないことに気づきました。私は60代になったときに自叙伝「いっぱん人への『りはびり』」を執筆します。この本の「私がまだ私になれなかった遠い過去の記憶」と称した章に「りはびり」の起源を書くつもりでいました。つまり「りはびり」(手段)と「世人モデルの具現化」(目的)の本当の意図はまだ40年間,伏せ続けなければならないのです。この期間が長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれでしょう。私は「長くない」と思います。

さて「りはびり」を語るためには,「暗黒の10代」とやらの正体をはっきりさせなければならない。しかし今の私には暗黒の10代を語ることができません。なぜならとっても暗くてお世辞にも面白い話ではないし,正確に書くためにはもうちょっと内面の整理しておかないといけないからです。私が学童(まだ10代ではない)だった頃「私とは何か」,「私がいない世界はどんな世界か」,「世界の始まりと終わり」などといった哲学の疑問によく悩まされました。暗黒の10代はその延長にあって,かなり危険な行動ならびに衝動に駆られていた時期を指します。もちろん「17歳少年が――」なんていうことにはならなかったので,結果論でいえば大したことではありません。でも当時の異常行動を思い出すと,恐ろしくてとてもじゃないけど明かせないのです。まったく困りました。うまく回避する方法を考えることにしましょう。