2003-12-01  シラネーヨと不思議な旅―XML編―

私は2004年からドキュン生活を始めます。ドキュン生活の最初の3か月間は,シラネーヨと不思議な旅に出かけようと思います。「旅ってどこかへ行くのか?」と思った人がいるかもしれません。もちろん空間を移動する旅ではありません。シラネーヨは架空の生き物なのでそんなの無理です。私はシラネーヨの世界を完成域に近づけるための活動をしていこうと思います(ふめい)。シラネーヨの魅力を最大限度まで引き出し,より洗練された存在にしていこうと思います。「旅」の正体はそんな内容です(再三ふめい)。

週末,「虹色シラネーヨ」のXML(eXtensible Markup Language)化作業をしました。私のXMLへの取り組みは2001年11月から始まりました。当時,結果的に私のXMLの習得は頓挫してしまいました。お勉強の時間があまり割けなかったのと,既に運用していたPerlスクリプトのデキがそこそこ良かったのでXMLを導入する効果が皆無だったのが原因でした。当時の状況を引用してみましょう。

はみだしヨコ漏れ帳 25 NOV 2001 2:11 「XML化,射程距離内」

私にも技術的にできることが概ね確認できました。現在,XMLドキュメント,XMLスタイルシート,XMLパーサを試作中です。とりあえず,「最近の出来事」の出力に使っているスクリプト(現在のバージョンはPerlで書かれています)と同等の動作をさせてみようと思います。XMLを導入すると,昨今のオブジェクト指向技術,コンポーネント技術の恩恵を受けることができます。結果としてカッコよく決まるのです。私は人でも物でも,イケてるのが大好きなのです。

あ,そういえば,ちょっとお腹が空いたので,これから近くのコンビニへおやつを買いに行こうと思います。私の頭がブドウ糖を求めているのです。この年で夜食だなんてお恥ずかしい。こんなに乱れた生活をするのは1年ぶりくらいです。

その後,帰宅途中の電車の中でXML関連の書物を読んで,理解を深めていました。しかしお世辞にもよいと言える本に出会うことができず,状況は思わしくありませんでした。ある日,一冊の本との出会いが私に転機をもたらしました。その本とは「XML標準リファレンス」です。私はこの本を読んでシラネーヨの世界創造をするにあたり,XMLがとても重要だということに気づかされたのです(どうやったらそう悟れるのかはかなり「ふめい」である)。

シラネーヨとのマターリを「HTML4」,「i-mode」,「EZweb」,「J-SKY」,「そのほかの環境」で実現するには, XSLT(eXtensible Stylesheet Language Transformations)が有効だということに気づいたのです。そう,シラネーヨの世界を構築するにはXMLのような汎用性のある手段がふさわしいと(なぞ)。シラネーヨの「モデル(Model)」をXMLで記述し,「ビュー(View)」をXSLTで記述すればシラネーヨとのマターリが永遠になる‥‥かどうかは定かではありませんが,とにかく作りやすいことだけは確かなのです。というわけで今日は作成場面のようなものを公開しようと思います。

スクリーンショット2

<画像の説明>XMLで記述した「虹色シラネーヨ:黒いゴム製品」とi-mode用のスキン(XSLT)です。いまのところ「Microsoft Visual Studio .NET」の環境で作成しています。

スクリーンショット1

<画像の説明>i-mode版とHTML4版の虹色シラネーヨを並べてみました。