2004-01-15 市内某大衆浴場緊急事態
某日,市内某大衆浴場を調査してきました。私がおじゃましたのは「最近の出来事 #2003-1104-02 市内某大衆浴場緊急調査」で紹介したあの大衆浴場です(←やっぱりこれじゃ分からんって)。私の胸の中にはある決意が込められていました。「今日こそ虹色業界人の営みを観察してやる」,そんないつもの悪趣味な衝動に駆られていたのです。狙いは閉店間際です。この大衆浴場は午前0時で閉店するのです。私はたびたび調査してきましたが一度も収穫がありませんでした。虹色業界人が大勢,潜伏していると噂されながらもなかなか現場を押さえられないのは,おそらく私が閉店間際まで観察していなかったからなのです。
時刻は23時45分,お風呂中に「蛍の光」が流れてきました。そろそろ閉店の時間です。私は「今だわ」と思いました。「いま低温スチーム風呂に行けばふしぎ少女を観察できるはず」私は足早に低温スチーム風呂へと向かいました。すると案の定,低温スチーム風呂ではひとりのふしぎ少女が腰掛けていました。私は「近づきすぎたら危険」と思って少女からすこし離れた場所に座りました。よく見ると少女はロッカーの鍵を右足にはめています。「むむ,ここはひとつからかってやらなければ」と思って私もロッカーの鍵を足につけてみました(いつものことですが,迷惑ですみません)。するととたんに少女の行動は凶変しました。少女はうずき出しチラチラと私にヨコ漏れを見せつけ,風呂内を徘徊し始めたのです。この段階まで進むとつぎに何が起こるか,想像するに容易いというものです(いつものことですが再三,迷惑ですみません)。
私はそれでも傍観を決めていました。「生存限界まで調査しなければならない」と心に誓っていたからです。「若そうに見えるけど,この子はかなりの場数を踏んでいるわね」となお少女の観察を続けていたのです。そんなことをしていたら,そのうち少女は我慢できなくなってしまったらしく,ついに私の脚へと手が伸びてきました。いよいよ緊急事態です。「アナタの正体は分かったわ。はい,お疲れさま」そう思った私は足早に低温スチーム風呂から脱出しました。私は悪いことをしたとは思っていません。だってあの少女は,お友達と一緒にお風呂に来ていたのにおさかんだったのですよ。ひとりで来ていたのならまだしも(←そういう問題ではない),そんなの信じられません。